

【日本出版販売株式会社様】組織活性化研修
課長層の研修が大好評を得て、係長研修へ拡大
目標に対するコミットメントレベルの個人差を解消へ |
「何をやるんだろう」と思わずのめり込んでしまう研修スタイル |
ワークが終わった後に解説を聞くことで、現場実践に繋がる気づきを得る |
①サービス導入前の課題
弊社が属する出版業界は長年不況が続いています。
弊社自体も業界全体にならって厳しい状況でしたので、社員一人ひとりのパフォーマンスをいかに上げていくかが重要だと考えていました。
弊社は、社員教育に関しては、比較的力を入れている会社で、若年層向けのビジネススキル研修や新任係長研修などは定期的に行っていました。
しかし、管理職に対しては、各自が自主的に目標にまい進しているだろうと思い、ここ数年、研修は行っていませんでした。
ところが、改めて現場を見ると、目標に対するコミットメントのレベルに個人差があり、また、チーム一丸となった仕事への取り組みというところが少し希薄になっていることに気づいたのです。
そこで、もう一度研修全体の体系を見直し、まずはマネジメントの中心となる課長に対する研修から行っていこうとなりました。ちょうどそんな時、アチーブメントの方から電話を頂戴したのです。
②サービス導入の決め手
担当コンサルタントの方からは、様々なご提案をいただきました。
こちらが求めていることを伝えると、毎回次に面会するときにはしっかりと課題を整理した上で、新しいご提案をしてくださっていたので、お会いする度に信頼が増していったことを覚えています。
そして、コンサルタントの方のお誘いで、体験セミナーに参加することになったのです。
体験セミナーはとても衝撃的なものでした。
「研修」のイメージががらりと変わってしまったのです。
まず驚いたのは研修のスタイルでした。
研修では様々なワークを行うのですが、ワークの目的を明かされずに始まるので、「何をやるんだろう」と思わずのめり込んでしまいました。
そして、ワークが終わった後に解説があり、そこで気づきを得るというスタイルだったのです。
今まで私が受けてきた研修は、ほとんどが講義スタイルだったので、研修のイメージを大きく変えてくれました。
また、講師のパワフルさと懐の深さも圧巻でしたね。
理論的で、説得力もあるため、内容の理解もスムーズでした。
そして、何よりも驚いたのは、自分自身がセミナー受講後に仕事に戻ってから部下と話をした時に、研修の内容を思い出して学んだことを実践してみようと思い行動できたことでした。
今までの研修では、モチベーションは上がっても、なかなか行動を変えることが難しかったんですね。
これなら現場での実践に落とし込める研修ができると確信した瞬間でした。
その後も担当の方と、10回以上の打ち合わせを重ね、2008年7月に課長クラスを対象とした研修を導入しました。
③サービスを導入してみて
研修の目的は「目標に対するコミットメントを形成すること」と「コミュニケーションの質を上げること」でした。
今ではこの目的が両方とも達せられたと感じています。
実際に研修を受講した課長からは、「こんな研修は初めて。今まで受けた研修の中で一番よかった。」「自分のやり方に固執していたことに気づいた。」などと話しており、とても満足度の高い研修になりました。
今でも受講した課長に会うと「研修でやったことを今も実践しているよ」という話になります。
今までの研修では全くなかったことです。
また、受講者の上司である部長からは「研修から戻ってきてから本当に変わった」と報告を受けました。
上司への働きかけ方も、部下への接し方も変わったようです。
課長研修が大好評だったので、2年目は課長に加えて、係長に対する研修も導入しました。
係長研修は、よりリーダーシップの観点と、部下とのコミュニケーションを厚くしましたが、もちろんこちらも大成功を収めることができました。
今後に向けて
今後は、まずは3~4年で全課長係長に研修を受けてもらう予定です。
そしてゆくゆくは、若年層にも機会を提供できればと考えています。
上からはリーダーシップが、そして下からはフォロワーシップが発揮され、上と下が太い線でつながっている組織をつくっていければと考えています。
出版業界は厳しい状況です。
だからこそ、私たちが新しい考え方を推し進めていかなくてはなりません。
誰かがやればよいではなく、全社員が一つになって挑戦をしていくために、アチーブメントの力を借りて、強い組織をつくっていければと思います。