Case Study
【株式会社日能研関西様】アンガーマネジメント研修

- 業種
- 教育
- 会社規模
- 101~300名
- ご利用サービス
- アンガーマネジメント研修
- 対象者
- 全社員
全社員が選択理論の基礎を理解し、意識改革が生まれる。
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課題
社員の生徒指導力・社内のパワーハラスメント対策を強化
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解決策
選択理論の基礎を理解するアンガーマネジメント研修
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成果
社内で選択理論の考え方が共通言語となる
①サービス導入前の課題
指導力と人間関係のさらなる向上
当社は中学受験専門の学習塾として、近畿・中国地方での教室経営を行っています。中学受験は子どもと保護者にとって大きなライフイベントですが、私たちは志望校合格という結果だけを目指しているわけではありません。専門家として、子どもたちの将来の活躍を見据えた指導を常に意識しています。
毎年全社員を対象としたテーマ別研修を実施していますが、今回アンガーマネジメントに注目した理由は2つです。
一つは、社員の学習指導力強化です。頑張る子どもたちを支えるためには、私たち自身がいくつもの壁を乗り越え、成長する必要があります。特に子どもたちの個性や自主性を活かせる指導力を高め続けることは、恒久的な課題だと感じていました。
もう一つは、近年多くの企業が取り組んでいるように、社内のパワーハラスメント防止対策です。同僚や部下など周囲の人との関わり方や在るべき姿を再認識し、社内の人間関係をさらに良好にしたいと考えていました。
②サービス導入の決め手
短時間でも即効性のある研修を
アンガーマネジメント関連の研修を得意とする企業や団体は多くあったのですが、アチーブメントHRソリューションズからは学術的に信頼性の高い「選択理論®心理学」に基づいた研修のご提案をいただきました。また、オンラインでも講師が一方的に話すだけの講義形式ではなく、臨場感のあるディスカッションを引き出す研修方法が確立されている点など、社員へのプラス要素が大きいと感じました。
社員たちは研修当日も授業があるため最大で3時間しか時間が取れないという制約がありましたが、担当コンサルタントと弊社の研修担当者が細かく打合せを重ね、結果的に弊社の要望を盛り込んだプログラムとすることができました。具体的には選択理論®心理学をベースに管理職と一般職とでコンテンツに違いを持たせ、限られた研修時間を効果的に活用できたことが良かったです。
管理職や教室長を対象とする研修ではパワハラリスクやコミュニケーションスキルの向上を学ぶコンテンツを取り入れ、一般職を対象とする研修では現場で起こる様々な出来事を具体例を用いて振り返り、そこで湧き起こる「感情の捉え方」「怒りの感情のメカニズム」をわかりやすく解説していただきました。心理学に基づいた再現性の高いロジックと、すぐに活用できる実践知を学ぶことができ、社員たちの納得感も高かったと感じています。
③サービス導入後の成果
選択理論をベースとしたアンガーマネジメントが根付く
当社の社員は自らが指導的立場にいるため、研修講師に対してシビアな視点を持ちがちです。今回、アチーブメントHRソリューションズの講師の方は、そのような厳しい基準に堪えうる指導力と人間性を持ち合わせていたので、社員たちは様々な気づきを得ることができました。「過去と他人は変えられない。未来と自分は変えられる。」という考えを社員同士で共有できるようになったことも研修の成果の一つです。
物事がうまくいかない時に他者へ責任転嫁したり、無理に相手を変えようとしたりするのではなく、自分がコントロールできることに集中する。相手の内発的動機づけが得られるように配慮する。そのような考え方をできる社員が増えました。
これは生徒指導にも必ず役立ちます。なかなか結果が出ない生徒に対して、生徒側の問題だと片付けるのではなく、自分の指導方法を軌道修正する。または生徒の内発的動機づけの阻害要因となっているものを取り除く。
今回の研修によって事前に意図していたアンガーマネジメントが根付いただけではなく、受講した社員の人間性の向上にも結び付く内容でした。社員たちが今後の人生を生きていく上で貴重な知恵を得ることができたと感じています。
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