Case Study
【株式会社NVC様】プレイングマネージャー向け研修

- 業種
- 放送、出版、新聞、映像、音響業界、情報処理・ソフトウェア
- 会社規模
- 301~1000名
- ご利用サービス
- プレイングマネージャー向け研修
- 対象者
- プレイングマネージャー
プレイングマネージャー向けの3ステップ研修を実施
-
課題
「見て覚えろ」
-
解決策
プレイングマネージャー向けの3ステップ研修
-
成果
コミュニケーションが増え、報告・連絡・相談の質が改善し、人事制度として導入していた考課の仕組みが機能し始める
①サービス導入前の課題
部下や後輩の育成をする文化が醸成されていなかった
弊社は創業以来、映像制作に専門性を置き、企画から撮影・編集まで社内で一貫して行うことができることを強みとしています。おかげさまで業界でも認知が広がり、順調に拡大を続けてきました。一方でクリエイティブな仕事である特性上、職人気質な風潮があり、仕事の進め方や技術を積極的に部下に教えるというよりも「見て覚えろ」という意識が強いです。
組織が小さかった頃は問題ありませんでしたが、拡大するにつれて社員の意識の統一が難しくなり、マネジメントやコミュニケーションに関する様々な問題が起こり始めたのです。チーム内のコミュニケーションを促す人事評価制度を導入していましたが、実際のところその目的が浸透しておらず仕組みだけが先走りして運用ができていなかったのです。加えて転職が多い業界となっているため、会社としては技術力が高い社員に長く勤めてもらうことも課題でした。
②サービス導入の決め手
マネジャー向けの3ステップ研修を企画
理想の組織を実現するにはどうしたらよいのかと考えていた時、HRカンファレンスにてアチーブメントHRソリューションズの講演を聞き、体験セミナーに参加して研修のクオリティの高さを実感しました。私自身が体験する中でマネジメントとは何か、コミュニケーションとは何かを深く考えさせられる内容であり、部下に対する関わり方をより良くしようと強く思ったのです。これはぜひ我が社のプレイングマネジャーの方々に受けてほしいと思い、導入を決断しました。
我々の業界ではクライアント先で仕事をすることが多いため、全員で集まる機会がほぼありません。当然最初は社員から不服の声が上がりましたが、体験セミナーで得た感動で確信を持っていたので、迷いはありませんでした。実際の研修企画では、現場での実践と習慣化を軸に「マネジメントの基礎・意識形成」「人事制度を運用した目標設定面談」「考課面談」をテーマに3回に分けて行うことになりました。
③サービスを導入してみて
組織全体のコミュニケーション量が増加
そもそも「コミュニケーションは面倒・大変」という思い込みを多くの社員が持っており、あまり前向きではないところからのスタートです。さすがにどうなることかと思っていましたが、1回目の研修が終わる頃には受講生に意識変革が起きていました。
講師のファシリテーションもさることながら、体感ワークのコンテンツが秀逸でした。「部下への指示命令は伝えればよい」という考え方から、「相手が受け取ることができる伝え方をするのが上司の責任だ」という気づきが一人ひとりの心の中に生まれていったのです。
この意識変革を作り出すことができたのは、アチーブメントHRソリューションズが一貫して「過去の取り組みを批判しない」というスタンスを大切にしていたからだと思います。押し付けではなく、「もっと良くできる方法があったらどうですか?」というように問いかける研修であったからこそ、受講生の心に届いたのだと思います。ここにもアチーブメントHRソリューションが基礎理論とする「選択理論®心理学」が現れていると感じました。「人は常に最善を尽くしている」「過去はコントロールできない」という考え方に基づくコンテンツ設計です。
研修を受講後、「これまでは忙しさを言い訳に部下とコミュニケーションを取っていなかったが30分でも話す時間を取るようにしている」など、チームとして目指すゴールや個人の成長テーマがチーム内で共有されるようになり、人事制度として導入していた考課の仕組みがようやく機能するようになってきました。着実に前進している実感を持っていますので、これから具体的な数値として成果を算出していく予定です。
我々が組織として今後目指しているのは一人ひとりの社員が技術力だけではなく、人格を磨く場を提供することです。お互いに関心と思いやりを持って、一つのゴールに向かって全力を注げる。そういった良好な関係性の中にこそ良い仕事が生まれると思うのです。これからも理想の組織の実現のため、探求をし続けてまいります。
サービスをご検討中の方
業界や規模を問わず、まずはお気軽にお問い合わせください。
- ・アチーブメントHRソリューションズの特色を知りたい
- ・自社に適した会社・サービスなのか知りたい
- ・まずは課題感を聞いてほしい