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苦手分野を克服する勉強方法「マイクロラーニング」とは?

苦手分野を克服する勉強方法「マイクロラーニング」とは?

苦手分野を短期間で克服する新しい勉強方法に「マイクロラーニング」というものがあります。この「マイクロラーニング」は、その他にも開発コストを抑えられたり、場所や時間を問わずに学習できるというメリットもあります。それでは、この「マイクロラーニング」とは、どういった勉強方法なのでしょうか?

バーチャルクラスルームの業界で20年以上に渡り専門的に働いている、InSync Trainingの創設者であり代表であるJennifer Hofmann氏がATD2018で語った「マイクロラーニング」の活用方法について、レポートします。

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マイクロラーニングとは

Hofmann氏はマイクロラーニングの特徴を下記のように上げています。

  • 簡単なまとめとして提供している
  • 1つの技術やトピックにフォーカスしている
  • 認識の道を明るくする
  • アクセスが簡易であり、簡単に稼働させられる
  • 様々なプラットフォームで学べる機会を提供する
  • 開発コストを抑えられる
  • 4分以内の区切られた短い映像である
  • コースであってはいけない(1つで完結していない状態であってはいけない)
  • 全体的であってはいけない

そして、一般の学習との最も大きな違いは『プル型』であって『プッシュ型』でないということです。講師が提供をするトレーニングの文化ではなく、自らが学ぶ学習の文化であると強調します。

その中でもマイクロラーニングの最大のメリットは、

  1. 自分で苦手な部分だけを勉強することができる
  2. オプションを選ぶことができる
  3. 特定の分野に関して、深く学ぶことができる

と、Hofmann氏は語ります。

マイクロラーニングを効果的に活用するために

Hofmann氏は、マイクロラーニングを効果的に活用するためには「バーチャルクラスルーム」というものが効果的であると強調します。

「バーチャルクラスルーム」には、リアルの教室よりも、対面よりも、できることが沢山あるのだと強調します。

それでは、講師たちがこの「バーチャルクラスルーム」において、「マイクロラーニング」を効果的に活用するためには、どういった考え方や準備が必要なのでしょうか? Hofmann氏は、下記の6つのステップを推奨しています。

1.目的をはっきりさせる

学習者が達成したい成果は何かをはっきりさせます。アイディアが良いからといって、いきなりビデオを作ってもだめです。コンテンツと学習者の仕事との関係性を考え、これは何のツールで、いつどんな時に役に立つのかを考えます。

2.設計をする

こういう時は使った方がいい、こういうときは使わないほうがいい、という活用場面を設計をします。

3.内容をコンテンツにする

短い映像やEラーニングなどのコンテンツを作成します。

4.報告の方法を選ぶ

マイクロラーニングのコンテンツにどうやってアクセスするかを決め、受講生同士でどうやってコミュニケーションを取るかを決める。

5.ライブ中にLMSにアクセスしてもらう

学習者に対して、実際に使い方を説明する。

6.コミュニケーション戦略を決める

これらのツールを学習者がいつ学ぶべきなのか、なぜ学ぶべきなのかを思い出してもらうための方法を決める。

最後に

Hofmann氏は、マイクロラーニングにおける最大の鍵は、

  1. 学習者が自分で必要なものを学べるか
  2. 学んだものを実行するか

の2点であると話します。 リアルの学習ではないバーチャルクラスならではの良さを最大限発揮するために、講師の皆さんは、是非、Hofmann氏のステップを活用してみてください。

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