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AIやIoTが従来の学習方法を大きく変える

この記事のまとめ

  • AIやIoTといったテクノロジーの発展により学習者のニーズが変わることで、学習のフォーマット自体が変化し、集合研修など旧来の学習時間が減少している。
  • AirPodsやスマートスピーカーなどの新しいテクノロジーは、コーチングやOJT指導をより身近にし、対話型のAIアシスタントによる個別フィードバックなど学習を劇的に変える。
  • テクノロジーと学習の未来を考える上で、中心となるのは学習者であり、ユーザーエクスペリエンスの観点から「楽しく・心地よく」学べるよう設計することが不可欠である。

目次

AIやIoTの発達が、従来の学習方法を大きく変えようとしています。例えば、職場や自宅で勉強する「Eラーニング」は、スマートスピーカーを導入することで劇的に変化します。

それでは、従来の学習方法にAIやIoTを導入すると、具体的にどのように変化していくのでしょうか?検証していきましょう。

テクノロジーの進化が学習に与える影響

今日、AIやIoTのようにIT分野での発展が騒がれるようになりましたが。同様に、学習者自体も、日々進化しています。 そこで、40年間、職場での学習に携わり、Eラーニングの創始者の1人でもあるElliott Masie氏は

「テクノロジーが発展することで、学習者を取り巻く環境が変わり、学習者のニーズが変わると、学習のフォーマットそのものが変わる」

と語ります。 例えば、iPhoneのようなスマートフォンデバイスの登場によって、映像を見ることが身近になりました。 この背景には、YouTubeなどの動画配信のインフラが世間に受け入れられるようになってきたことも背景があります。そして、人は場所や時間や環境を問わず、さまざまな情報にアクセスできるようになりました。 その結果、私達は、ますます多くの仕事を手がけるようになりました。そして、テクノロジーの進歩とともに、集合型研修や講演参加など旧来の学習フォーマットに対する時間が減少傾向にあります。 テクノロジーの変化は、確実に学習環境に変化を及ぼしているのです。 そのような中で、学習のトレンドを予測していくために大事なことは、

「新しいテクノロジーが誕生する度に、どのように学習に役立つかを考えること」

にあるようです。 そこで代表的なテクノロジーを2つご紹介します。

AirPodsが学習に与える影響

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例えば、AirPodsというテクノロジーがあります。アップル社が開発した両耳がワイヤレスになっているタイプのイヤホンですが、例えば、このAirPodsという新しいテクノロジーが学習にどのような変化をもたらすでしょうか? たとえば、コーチングがより身近にできるようになるかもしれませんし、病院や工場などで作業をしている人に、より効果的なOJT指導をすることもできるかもしれません。

スマートスピーカーが学習に与える影響

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では、新しいテクノロジーとして、スマートスピーカーは、どのように学習に役立つでしょうか。 スマートスピーカーのテクノロジーが新しいのは、対話型の音声操作に対応したAIアシスタントの存在です。音声で話しかけると、手で操作をすることなく。人がすべき様々なことを代わりに行うことができます。 たとえば、このテクノロジーは学習をどのように変えるでしょうか? Elliott Masie氏は、amazonが開発したスマートスピーカー、Alexaを用いながら、下記のような未来を予測します。

「Alexa! フィードバックお願い!」と言うと、Alexaが「フィードバックはいつがよろしいですか?」と答える。これに答えて時間を指示すると、その時間にAlexaからフィードバックが行われる。 「今日は、言い訳が多かったね」「時間に遅れたのはなんで?」などです。

押さえるべきはユーザーエクスペリエンス

AIやマシーンラーニング、音声チャットボットなど、新しいテクノロジーは次々と登場してきます。しかし、

「テクノロジーと学習の未来を考える上で、大切なことがあります。それは、ユーザーエクスペリエンスです。」

とElliott Masie氏は語ります。 ユーザーエクスペリエンスとは。ただ単に使いやすい、わかりやすいだけでなく、ユーザーの行動を導き、ユーザーがやりたいことを「楽しく・心地よく」実現することを目指した概念です。 Elliott Masie氏はテクノロジーは確かに進化しているということを認めながらも、

「テクノロジーを中心に、学習が設計されてはならない」

と警笛を鳴らします。あくまでも、中心となるのは学習者であるべきだ、とElliott Masie氏は主張するのです。 ユーザーエクスペリエンスの観点を持つということは、学習者にとって学習がどのような体験であるのかを考えるということにほかなりません。学習者にとって、その学習は楽しめるものなのか。熱中できるものなのか。興味を持てるものなのか。ここは外してはならないのです。

このテクノロジーをどのように活用するのかということも重要ですが、次々と登場するテクノロジーに振り回されることなく、学習者を中心に考えた結果、新しいテクノロジーが有効であれば、その手法は自然と広がっていくのではないでしょうか。

最後に

数年前のATDカンファレンスでは、マイクロラーニングが新しいテクノロジーとして注目され、現在は各企業でマイクロラーニングが取り入れられ、大きな変化のうねりとなっています。毎年発表される新しいテクノロジーが、今後学習者にとってどのような魅力的な学習体験を生み出してくれるのか?その発展・進化のプロセスがまた楽しみになったセッションでした。

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