離職率とは、ある時点で仕事に就いていた労働者のうち、一定の期間のうちに、どれくらいがその仕事を離れたかを比率として表わす指標。厚生労働省が労働市場の動向を捉える指標として離職率を計算し、公表している。一般的なものとして雇用動向調査に基づいて算出されるものであり、そこでの離職率は、「年初の常用労働者数に対する離職者数の割合」と定義されている。企業の場合は、ある時点でその企業に雇用されている労働者のうち、一定期間の間に雇用関係を解消し、職を離れた者の比率。計算方法については企業により異なるので注意が必要。