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【株式会社ロジック様】ティール組織を目指すワークショップ

【株式会社ロジック様】ティール組織を目指すワークショップ

ティール組織が持つ3つの要素を体験し、実現に落とし込むワークショップを実施

ワークショップは従来の設計から形を変え、進化していく

  • ティール組織の本質を理解する

  • 「自分が経営者だったらどう行動するか」と考える

  • 強いリーダーシップを発揮する5人の社員が現れ、組織全体を牽引

①サービス導入前の課題

ティール組織実現に向けて社員の協力が得られなかった

当社は熊本に本拠地を構える個人住宅をメイン商品とする工務店です。
以前はトップダウンの組織体制でしたが、個人が権限を持って強みを発揮できるフラットな会社にしたいと思っていました。
そんな時に「奇跡の経営」「ティール組織」という2冊の本を読み、上下関係がなくても統率と好業績は実現可能なのだと確信を持ち、「ティール組織」を目指して経営の舵を切ったのです。

しかし、新しいものに染まることに現場の社員からはたくさんの反対意見をもらい、現場を率いてくれていた部長クラスの数名が去っていったことをきっかけに十数名が一気に退職。
売上が下がり、退職者から会社を批判されることも日常茶飯事でした。
業績回復が求められる中で、私の理想が思うように社員に伝わらず、そもそもどうしたらティール組織が実現できるのかがわからない

頭を悩ませていた時にお話をいただいたのがアチーブメントHRソリューションズの担当コンサルタントでした。
その時点でティール組織を目指すと打ち出してから1年が経過していましたが、ティール組織に対する理解が浅いまま毛嫌いしていた社員が多いことが課題でした。
「みんな好き勝手やりたいことを容認するのがティール組織なのですか?」そんな声を聞くこともありました。

②サービス導入の決め手

ティール組織を目指して取り組んでいた実践を評価

何よりもアチーブメントHRソリューションズがティール組織を目指して取り組まれていたことが大きな見通しになりました。
大切にしたい企業理念や文化を維持しながら、フラットで一体感のある組織をつくっていけると感じたことが一番の決め手です。

研修の提案では、どうしたら社員がティール組織の本質をわかりやすく理解し、実践していけるのかを事細かに設計してくれました。
導入したのはティール組織が持つ「セルフマネジメント」「存在目的」「全体性」という3つの要素を体験ワークで紐解く3つのワークショップです。
当日のプログラム内でも社員の反応に応じて、コンテンツを組み替えながら進めていただきました。

③サービスを導入してみて

社員の主体性が向上し、業績のV字回復を実現

特に「セルフマネジメント」のワークショップでは一人ひとりの社員が「経営者」としての自覚を持って主体的に働くことの意義と価値を様々な切り口からお話いただき、体感ワークを実施しました。
このセッションが部門という役割を越えて「自分が経営者ならどうするか?」を真剣に考えるようになるきっかけとなりました。
私が理想とする組織へと動き出したのはこのワークショップの期間からだったと感じています。

これらの研修を導入し始めた頃は現場監督の離職が続き、施工が回っていないことが一番の問題でした。
受注しても工事が進まないもどかしい状態が続いていましたが、これを打破してくれたのがリーダーシップを率先して発揮するようになってくれた5人の社員です。
施工がいまく回らないのであれば自分たちが現場監督になろうと、5人を中心に組織が動き始めたのです。
新たな取り組みとして全社員のSNSグループで提案があれば投稿をし、20時間以内に意見があれば提案者に個別に申し出る、意見がなければ意思決定をする。
社長の私であっても同じフローに従います。
5人を中心にこの仕組みを活用するようになり、今までの3年分の意思決定が1日で行われるようになると、みるみる現場が良くなり施工スピードが一気に早まったのです。
施工現場が立ち直った次は受注を増やすことに注力するため、5人は現場監督から営業担当へと役割を変え、「自分たちが作り上げてきた商品を誰よりも自分たちで売る」という意気込みで取り組んでいったのです。

アチーブメントHRソリューションズとの出会いをきっかけに、ようやく自分が理想としていた組織が徐々に形になってきた実感があります。
意識変革が起きた社員たちの活躍によって組織全体が活気づき、落ちていた売上もV字回復を成し遂げました。
これを浸透させるためにも毎年継続して研修を行う予定です。

担当コンサルタントからのメッセージ

笠原 雅也

ティール組織に代表される次世代型組織と呼ばれる組織の在り方は、権力や影響力を有している一部の「誰か」が組織をつくっているのではなく、組織を構成する「誰も」が組織に影響を与えているのであり、一人ひとりの相互作用によって組織は絶えず進化していくという立ち位置に立っています。
本ワークショップを設計・実施する際にも同様でした。
事前の吉安様との対話を通して、ワークショップの設計イメージが描かれました。
そして当日の参加者間、参加者とファシリテーターの間の相互作用によってワークショップは従来の設計から形を変え、進化していった感覚を覚えています。

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