Service
人材育成評価者研修
本研修は、評価者が人事評価制度を単なる「評価・管理」のツールではなく、部下の「自己評価・自己管理」能力を育むための育成機会として活用するスキルを習得するプログラムです。納得感の高い目標設定から、日々のフィードバック、そして公正な評価面談に至るまで、評価プロセス全体を通じた部下育成力を1日で高めます。
課題
以下のような課題をサポートします
- 評価者によって評価基準にバラつきがあり、社員が評価結果に不満や不公平感を抱き、エンゲージメントの低下を招いている。
- 人事評価が部下の具体的な行動変容や成長に繋がっておらず、人材育成の機会として十分に機能していない。
- 設定された目標が曖昧で、会社の方向性と個人の業務が結びついていないため、組織全体の目標達成力が弱い。
評価者研修の特徴
01 「管理」から「自律支援」へ ー 評価の目的を再定義する
評価を「上司が部下を一方的に評価するもの」から「部下が自らの成長を振り返り、次への一歩を踏み出すための支援機会」へと再定義します。この視点の転換により、部下の主体性を引き出し、持続的な成長を促す関わり方を学びます。
02 部下の意欲を引き出す「Will-Can-Must」目標設定法
部下の「やりたいこと(Will)」「できること(Can)」と、組織から「求められること(Must)」をすり合わせる目標設定のフレームワークを学びます。SMARTの観点も取り入れ、部下が心から納得し、主体的に取り組める具体的で挑戦的な目標を設定する技術を習得します。
03 よくある失敗を回避する、リアルな「期末面談」ロールプレイング
評価者が陥りがちな「評価エラー」のパターンを学び、それを回避するための面談スキルを、実践的なロールプレイングで磨きます。評価にズレがあった場合の対応など、現場で直面する難しい場面を想定した練習を通じ、部下の納得感を高める面談力を身につけます。

人事評価を、部下育成のツールに変える
本プログラムは、人事評価プロセス全体を部下育成の機会へと変革させる実践的な1日です。午前中は、評価の目的を「管理」から「自律支援」へと転換し、部下の意欲と成長に繋がる定量的な「目標設定」の技術を習得します。午後は、日々の「フィードバック」と、評価期間の締めくくりとなる「期末面談」のスキルを学習。評価エラーを回避し、部下の納得感を引き出す面談をロールプレイングで実践することで、評価プロセス全体を通じた育成力を高めます。
研修プログラムの例
セッション | 内容 |
---|---|
オリエンテーション | ・研修目的と学習目標の確認 ・学習の姿勢と場づくり |
人事評価制度の基本 | ・人事制度は理想の社員を示す経営陣からのメッセージ ・制度の運用プロセス ・制度の運用力を高めるためのポイント
・今の時代に求められる評価者・被評価者の力 ・自己評価・自己管理の重要性 |
目標設定の方法 | ・定量的な目標設定の重要性 ・定量的な目標設定の方法(定性目標の定量化の方法/Will×Can×Must/SMARTな目標設定) ★ワーク(目標設定演習) ・誤りを正し、正しい目標設定に変える ・計画作成の方法 |
進捗管理とフィードバック | ・定期的な評価事実とフィードバックの重要性 ・動機付けの方法(内発的動機づけと関係構築) ・評価事実の重要性と蓄積方法 ・強化フィードバックと改善フィードバック |
期間終了後の面談 | ・面談の流れとポイント(良い面談の例と悪い面談の例) ・人事評価エラーの種類と対応策 ・評価者と被評価者の評価が同じ場合、ずれた場合の対応 ★ワーク(期末面談のロールプレイング) ・相互フィードバックによる成長課題の抽出 |
成長プランニング | ・成長課題を整理する ・行動計画を作成する |
サービスの概要
- 対象者
- 管理職
- 課題テーマ
- 評価スキルの強化
- 日程
- 半日~(状況に応じてカスタマイズ可能)
- 推奨人数
- 1クラス4〜24名
- 実施形態
- 講師派遣
- 外国語対応
- なし
- 料金
- お見積もりします。お問い合わせください。
受講者の声
期末面談はいつも気まずく、評価を伝えるだけで精一杯だった。ロールプレイングで良い例と悪い例を体感し、部下の次の成長に繋がる前向きな面談ができる自信がついた。
評価は「自分が部下を評価する」ことだと思い込んでいた。部下自身が成長を振り返り、次に進む力を引き出すのが私の役割だと気づき、関わり方が180度変わった。
よくあるご質問
Q
講師はどんな方ですか?
A
弊社の講師は自身の会社を持つ経営者などが務めており、研修でお伝えしている内容を現場で実践し、学び続けている方です。だからこそ受講生の皆様に生きたメッセージをお伝えすることが可能となっています
Q
自社の状況に合わせてカスタマイズしていただけますか?
A
弊社の講師は自身の会社を持つ経営者などが務めており、研修でお伝えしている内容を現場で実践し、学び続けている方です。だからこそ受講生の皆様に生きたメッセージをお伝えすることが可能となっています
Q
研修をご依頼するステップについて教えてください。
A
弊社の講師は自身の会社を持つ経営者などが務めており、研修でお伝えしている内容を現場で実践し、学び続けている方です。だからこそ受講生の皆様に生きたメッセージをお伝えすることが可能となっています
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今までは曖昧な精神論で目標設定をしていた。「Will-Can-Must」の観点で部下と対話したことで、本人が心から納得する、具体的で挑戦的な目標を共に作れるようになった。