Case Study
【日本トータルテレマーケティング様】ハラスメント防止を目的としたマネジメント研修

- 業種
- サービス業
- 会社規模
- 301~1000名
- ご利用サービス
- ハラスメント防止を目的としたマネジメント研修
- 対象者
- 管理職、一般社員
ハラスメントが起きないマネジメントを学ぶ
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課題
「何が良い・悪い」を知るだけではない、根本的なハラスメント解決策
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解決策
講師からのリアリティ溢れる講義によって、行動を変えるための意欲が増す
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成果
社内のコミュニケーション全般を見直す機会となり、チーム力が向上する
①サービス導入前の課題
「管理職層」「一般社員」のハラスメントに対する共通認識をつくり上げる
私たちはコンタクトセンターサービスをはじめ、フルフィルメントサービス、BPOサービス、デジタルソリューションなどでクライアント企業の付加価値創出を支援しています。当社の事業では管理職層だけではなく、一般社員も「人」のマネジメントに携わります。一般企業では管理職を中心にリスク対応を求められるハラスメントですが、当社ではより広範囲でのリスクヘッジが必要とされる状況があります。
2年前にまずは管理職層を対象としたハラスメント研修を実施しました。一定の意識向上には効果が見られたものの、具体的な指導に結びつけることは難しかったのか、各部署とも変化はあまり見られなかったのが実状でした。そこで今回は管理職層と一般社員双方の理解と共通認識をつくり上げることが重要だと考え、対象層を広げて研修を実施したいと考えました。
②サービス導入の決め手
全社員を対象としたカスタマイズ型のオンライン研修を実施
研修会社数社を比較しましたが、既存のパッケージ化された研修を提案するのではなく、常に当社の意向に寄り添って企画してくれたアチーブメントHRソリューションズ社に依頼することにしました。
決め手となったのは、特に選択理論という心理学に裏付けられたマネジメントスキルが研修のベースになっている点です。判断軸が相手にあり、境界線を明確に定義することが困難なハラスメントの対策に関しては「何が良い・悪い」ということにフォーカスした研修には限界があります。起こった現象をどうするかを考える取り組みではなく、そもそもハラスメントが起きない個人を育てていくことに焦点を当てました。研修プログラムは受講者が日頃から業務で関わる部下や上司、同僚などとの良好なコミュニケーションを築くためのスタンスやスキルについて学ぶことができる内容でした。
さらに今年は会社として「コンプライアンス強化宣言」を掲げ、全社的なコンプライアンス強化に舵を切るという経営方針が示されました。今回の研修は全社員約600名を対象として半日間の研修を19クラスに分けて行いました。全国に拠点展開しており人数も多く一堂に会することが難しいことや新型コロナウィルスの影響、経営方針の実現に向けてスピード感を持って開催することを考慮してオンラインで実施することになりました。
③サービス導入後の成果
行動を変えようという意欲が増し、チーム力向上の期待も高まる
私たちが研修の着地点として目指したのは、学んだ内容を受講生の行動変容に結びつけるということです。したがって受講後には一人ひとりのアクションプランが出来上がった状態になるよう研修を設計したため、日常の部下指導にもすぐに取り入れることができていました。研修後のアンケートでは「学んだことを明日から実践したい」という回答が多く得られ、何人かの受講者は私たち担当者の席まで足を運び、「とても良い研修でした」と声をかけてくれました。
素晴らしかったことは前日のアンケートの意見をすぐに取り入れ、翌日の研修にすぐに反映するスピード感です。回を重ねるごとに内容がブラッシュアップされ、研修の質が向上しているのがよくわかりました。オンラインのモニター越しに受講者が大きく頷きながら受講する姿が印象的でした。さらにアチーブメントHRソリューションズの研修を実施して感じたことは「講師の質がとても高い」ということです。ご自身の経験や実例を挙げ、リアリティ溢れる研修をしてくれるため、受講者は自分の身に置き換えて受け止めていました。
今回の研修で得られた学びを継続的に実践できるようサポートすることで、組織としてより良いパフォーマンスを生み出すための「チーム力」を会社全体で向上できる見通しが持てました。事前対応のラインケア・セルフケアを組み合わせることによって相乗効果が生まれ、組織全体の文化が変わっていく。まさにハラスメント元年にふさわしいスタートアップの機会として今回の研修が活かされていったと感じています。人材育成はこれからも最重要課題となりますので、今後新たな施策も考え、会社を成長させていきたいと思います。
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