Case Study
【コネクシオ株式会社様】エンゲージメントサーベイの活用率が2倍に向上!

- 業種
- 卸売業、小売業
- 会社規模
- 5001名~
- ご利用サービス
- エンゲージメントサーベイ
- 対象者
- マネジメント層
エンゲージメントサーベイ導入後の活用
-
課題
マネジメント層の意識変革が急務
-
解決策
自発的な貢献意欲や主体的な取り組みを数値化するエンゲージメントサーベイ
-
成果
部下とのコミュニケーションが活性化、当事者意識を持ってデータの改善に取り組む
①サービス導入前の課題
エンゲージメントサーベイの活用方法に課題
当社は市場の拡大と共に成長を続け、業界のリーディングカンパニーの一つとなりました。働く環境整備とCSR活動を積極的に推進しており、厚生労働省や東京都を始め、様々な機関のアワードを受賞させていただきました。
以前から導入していた従業員満足度サーベイにおいても高いスコアを獲得していました。そうした働く環境や社内制度の整備は、誰もが臆せずに挑戦し成長するためのステージ作りを目的に行ってきたものです。
しかし、そのような取り組みによって会社に対する期待や要望が必要以上に高まるという課題も生じていたため、従業員満足度サーベイに代えてエンゲージメントサーベイを導入することにしました。会社に対する満足度ではなく、組織や仕事に対する自発的な貢献意欲や主体的な取り組みを数値化し活用することを意図していました。しかし、現場社員がエンゲージメントサーベイについて理解し、活用していくということはなかなか進まず、試行錯誤する状況が続いていました。
②サービス導入の決め手
現在の課題に合わせて柔軟に研修をカスタマイズしてくれる
そこでマネジメント層への昇格者研修を依頼していたアチーブメントHRソリューションズに、エンゲージメントサーベイに対する理解を深めるプログラムをご提案いただきました。
前年と同じ研修プログラムではなく、現状の課題に合わせて研修内容を柔軟にカスタマイズしてくれる点も良いと考えて、研修実施を決めました。
実際の研修は初めて部下を持つようになった店長クラスの社員に対して、オンラインでの1日研修を実施しました。そして業務でどう実践するかということをアクションプランシートに落とし込み、実際にどのような行動を起こすかという目標を上長と共有して現場で実践します。3か月後に上長と面談し、効果検証を行うという流れです。過去に行った研修は実施したらそれで終わりというものでしたが、行動変容を促し、効果をより高めるという意図がありました。
研修の中で特に素晴らしいと感じたのは、マネジメント職として部下や組織のことを考える前に、自分の「責任」の定義を明確化するというプログラムです。人は無意識のうちに他者のせいにしがちだということに気づき、肯定的に自身の言動を変化させようというマインドの変化を起こします。その上でエンゲージメントサーベイへの理解をより深め、効果的な部下の支援方法やチーム力の高め方を考えていきました。受講生の意識変革が起こる効果的な設計手法だったと感じています。
③サービス導入後の成果
エンゲージメントサーベイ活用率が約2倍に増加
エンゲージメントサーベイの活用率を比較すると、研修の前後で約2倍も増加が見られました。エンゲージメントサーベイの成功は、結果を閲覧できるメンバーが自組織の状態に対して、当事者意識を持ってデータを活用できるか否かにかかっています。今回の研修の受講者を中心として、エンゲージメントサーベイの重要性に対する認識が広がり、「自分ごと」として活用していこうという意識が波及したのだと考えています。
また、受講者からは「部下と一対一の面談を定期的に行うようになった」という声が多数寄せられています。そうしたマネジメント層の姿勢が多くのメンバーに伝播し、部署内の他のリーダーが主体的に後輩と面談する機会も増加しました。
その結果、メンバー同士でモチベーションの状態を察することができるようになったり、ちょっとした体調の変化に気づくようになったり、成果を承認し合うことに結びついたりといった良い影響が生まれています。今回の研修によって「支援」や「人間関係」といった当社の強みがより一層強化されたと感じています。
サービスをご検討中の方
業界や規模を問わず、まずはお気軽にお問い合わせください。
- ・アチーブメントHRソリューションズの特色を知りたい
- ・自社に適した会社・サービスなのか知りたい
- ・まずは課題感を聞いてほしい