Case Study
【株式会社富士通ビー・エス・シー様】リーダー育成

- 業種
- 情報・通信
- 会社規模
- 1001名~5000名
- ご利用サービス
- 管理職研修(モチベーション・エンパワーメント・プログラム)
- 対象者
- 管理職
変化を機会と捉えていく〝チェンジ・リーダー〟を輩出
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課題
より深い改革のレベルで、人材育成に挑戦したい
-
解決策
対話の力によって、受講生の主体性を引き出す効果の高さを実感
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成果
わが社の未来への変革を賭けたプロジェクトは成功!さらなる躍進へ
時代は変わった、会社は変われるのか?
弊社は2005年から年に2回、アチーブメントにモチベーション・エンパワーメント・プログラムという管理職研修をお願いしており、社員一人ひとりのモチベーション向上による業績アップと職場環境の改善に取り組んできました。受講した管理職は延べ200名以上になります。
今回、新しい研修を取り入れようと思ったきっかけは、現状の改善レベルではなくより深い改革のレベルで人材育成に挑戦したかったからです。そのためには研修の企画側が主役ではなく、各事業部の中心となっている管理職のなかから、現場主体で変化をつくり出すことができるリーダーを育成することが不可欠と考えました。
弊社はおかげさまでこれまで順調に歩んでくることができましたが、それが今後も続いていく保証はありません。世の中の状況から見ても、現状に満足するのではなく、経営学者のドラッカーが言うような、変化を機会と捉えていく〝チェンジ・リーダー〟を輩出していく必要があります。それはまさに、弊社代表が日頃から伝えているメッセージでもありました。いつもお世話になっている佐藤トレーナーには全幅の信頼を置いていますので、もちろんそのお力にも期待していました。
全6回の研修に驚きの出席率
〝チェンジ・リーダー〟というテーマを掲げ、現場のなかから変革を起こすという意味で、社員間に部署を超えた対話が生まれることを目指しました。ワークを中心にしたトレーナーによる研修に加え、カフェのようなオープンな空間でクリエイティブな対話を創出する、『ワールド・カフェ』という新しい手法を取り入れることにしました。
今回の研修は、週に1回、全6回に及ぶプログラムで、非常にチャレンジングな試みでしたので、正直、社員たちが最後まで参加してくれるかどうかが不安でした。各事業部から選抜された者の研修でもあり、彼らは多忙ですし、研修を受けている間は現場を止めるわけですから、研修の優先順位がかなり上がっていないと欠席者が出てしまうと考えたからです。
そうした不安を抱えたままの船出となりましたが、結果、最初から最後まで全員出席で大盛況のうちに研修を終えることができました。
第1回目が終わった時点で、「次が楽しみだ」という声が聞かれるほどで、毎週大阪から通ってきたり、徹夜明けにもかかわらず参加してくれたりする社員もいました。対話の力によって、受講生の主体性を引き出す効果の高さを実感しました。
おかげさまで研修の最後に取ったアンケートでは、「通常の研修と比べてどれぐらいの効果があったか」という質問に、平均で4・8倍という受講生の実感値を得ることができ、なかには12倍という予想以上の効果を感じた社員もいました。
今話題になっている「モチベーション3.0」の概念をさっそく取り入れたり、全6回の研修全体の設計や斬新な対話のテーマ設定、ファシリテーションの見事さなど、コンサルタントである和泉さんの積極的な提案には非常に学ばされましたし、感謝しています。
「仲間」はすでにいることに気づいた
研修の最終回では参加者にプレゼンをしてもらったのですが、持ち時間を大幅にオーバーしてまで自分の思いを話す社員の姿に胸が熱くなりました。私たちが必死になって会社を支えていくものだと思っていましたが、すでに仲間はいたんだと気づかされたんです。それはとても大きな収穫でした。
「会社は経営陣だけのものではなく、自分たちのためのものだ」「自らを変えることによって会社を変えていこう」という思いに気づき、たどり着けたことは、何ものにも変えがたい成果だったと思います。受講した社員たちのなかからは、自らワールド・カフェを運営したり、プレゼン大会を開いたりと社内の交流を活発にしようといった声も上がってきています。
今までの固定化されてきたチームをもっと流動的にしてコミュニケーションを増やし、変化に対応できる強い組織にしようといった意識が着実に育ってきていることを感じますね。わが社の未来への変革を賭けたプロジェクトは成功裏に終わることができました。
今後第2期生、第3期生と続けていくことも考えています。この結果に安住することなく、今後もさらなる躍進を目指して、お力をお借りしながら、全社一丸となって走っていきます。
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