Case Study
【味の素冷凍食品様】オンライン新入社員研修

- 業種
- 食料品
- 会社規模
- 1001名~5000名
- ご利用サービス
- オンライン新入社員研修
- 対象者
- 新入社員
オンライン新入社員研修でもリアル研修と同等以上の行動変容を実現
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課題
社会情勢に対応し、急遽オンライン研修を導入
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解決策
グループワークを活用し、期待以上の臨場感ある研修に
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成果
96%を超える満足度で、「個の自律的な成長」の第一歩に
①サービス導入前の課題
社会情勢に対応するべく、急遽オンライン研修への対応が必要に。
今年(2020年)は、新型コロナウイルス対策をしながら新入社員の研修を実施する企業が多かったことと思います。当社も例外ではなく、入社式の直前に4月の集合研修の中止が決まり、入社後から部署配属までのプロセスを急遽見直すことになりました。
集合研修をオンラインで実施できる研修を探していたところ、毎年昇格者研修を実施し、社内評価も高いアチーブメントHRソリューションズ社主催のオンライン研修が候補に挙がりました。集合型からの変更が難しいと感じていたテーマのプログラムだったこと、また準備期間が限られるなか、コンサルタントが迅速かつ柔軟に対応してくれたこともあり導入を決めました。
当初予定していた研修のプログラムは、社会人基礎力の養成が主な目的でした。研修プログラムもそれに適した内容で、学生から社会人へのマインドセットやビジネスマナー、仕事の基礎的なスキルなどを学べるものでした。また営業基礎を学ぶプログラムもあり、配属前に他部署の業務内容なども理解させたいと考えていた当社にとって営業職以外の新入社員も「営業」について学べる点も魅力でした。
オンライン研修は初の試みだったため、当初は不安もありました。当社では高卒・大卒・院卒の新入社員が毎年一緒に研修を受けますが、特に高校卒業後に入社する社員はスマートフォン世代でほとんどパソコンに触れたことがない人も多く、研修以前に基礎的なパソコンの操作に慣れてもらう必要がありました。
研修前にスタッフの方が全員に対して接続のテストと操作のレクチャーをしてくださり、安心して当日を迎えることができました。その後社内でもオンライン研修を予定していたので、人事側としても大変助かりました。
②サービス導入の決め手
双方向コミュニケーションの臨場感あふれる研修
5日間のオンライン研修でしたが、期待以上の臨場感でした。オンライン研修というと、一方的なレクチャーがほとんどで、1日受けるだけでも大変というイメージがありましたが、
レクチャーだけではなくWEB会議ツールを駆使したグループワークや意見発表など、講義そのものが受講者の積極的な参加を促す設計になっており、あっという間に1日が過ぎていきました。
講義内では、講師と受講生、または受講生同士が双方向でコミュニケーションする機会が随所に組み込まれ、5~6人に分かれてモニター上で顔を合わせながらグループワークをしたり、話し合って気づきをシェアしたりする時間が豊富に設けられていました。まさに同社の強みとする受講者の主体性を引き出していく集合研修が、そのままオンデマンドで再現されているという印象です。
また、講師が2名体制だったことも効果的でした。メインとなる講師がわかりやすく説明してくれる一方、サブ講師が受講者の視点から疑問を投げかけたり、内容を掘り下げてアドバイスしてくれることで、理解がより深まりました。
テキストは要点がわかりやすく整理されているうえ、所々穴埋め問題で考えさせるなど、理解を促し退屈させない工夫がされていました。研修後も「1年目の教科書」として何度も復習してほしい教材です。また研修の数日後には研修内容の理解を確認するテストが配信され、学習内容定着へのこだわりを感じました。
通常の集合研修ですと、運営側の私たちは会場後方にいることが多いため受講者の表情を見にくいのですが、オンライン研修はモニター上で参加者の反応を直接確認できます。そのため研修に集中している雰囲気や、納得して頷いている様子などを確認できると気づいたことも、新しい発見でした。受講生としてもモニター越しに講師や仲間の表情を確認し合えるため、程よい緊張感があり、集中を切らさず受講できていたようです。
終了後のアンケートでは、「オンラインでしたが、想像以上に実際に対面している感覚でコミュニケーションが取れました」「参加型の講義形式でとても理解が深まりました」といった受講者の声が上がりました。結果としても96%を超える満足度を記録することができ、よい時間になったと感じています。
③サービスを導入してみて
社会人として、自律的に成長するためのベースを構築
社員一人ひとりが主体的に考えて行動し、自律的に成長すること。当社では社員に常々そのような姿勢を求めています。自社の発展には、そうした個々の成長によって組織をさらに強化していくことが不可欠です。今回の研修は、オンラインでありながら自分の頭で考えてアウトプットするというスタイルだったため、自ら考えて発信しようという意識が例年の研修以上に高まったと感じています。「個の自律的な成長」の第一歩として、よいスタートが切れました。
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