高度IT社会の到来によって日に日に必要性が増しているデジタル技術の導入と活用。
その鍵を握る重要な要素とされているのが人材の再教育を意味する「リスキリング」という概念です。「リスキリング」が目指すべき目的は何で、その目的を遂げるために何を考慮する必要があるのでしょうか?
このセミナーでは、「リスキリング」の取り組みの盲点と成功因子を明らかにします。
~確かな価値につながる再教育のあり方は何か?~ 「リスキリング」の盲点と成功ファクター
「リスキリング」が目指すべき本質的なゴールを確認するとともに、そのゴールの達成を左右する因子を構造的にとらえることで発見できる洞察を提供します。
このようなお悩みありませんか?
- 「リスキリング」という概念について詳しく理解できていない
- 「リスキリング」の施策を検討しているが、どのように取り組めばいいのか不明確
- 「リスキリング」の施策を実行しているが、効果性について疑問を感じている
「リスキリング」はいかにして目的を遂げられるのか?
詳細
近年のHR界隈で頻繁に登場するようになった「リスキリング(Reskilling)」という言葉。これは、新しく生まれた造語のようなものではなく、失業者等に再教育をする、新しい能力を習得させるといった意味で英語圏では以前より使われてきた言葉です。では、なぜこの言葉が最近になって、各種メディアや企業活動の中で頻出するようになったのでしょうか?
その背景には、デジタル・トランスフォーメーション(DX)の文脈があります。DXも近頃を代表するバズワードの一種ですが、その意味することを端的に述べると、「経営を成功させるために、デジタル技術を活用して組織を変革すること」と表現できるでしょう。これは、インターネット空間と現実空間が融合する社会に移行する過程で組織が適応し、価値を生み出し続けるための必須条件であると考えられています。各企業はこぞって経営資源をつぎ込み、競争優位を保持・獲得しようとしている現状があります。
そのうえで、課題として持ち上がってきたのが「人の変革」です。DXとは、つまり「人」によって行われる活動なわけですから、その担い手である「人の変革」なくして、成し遂げられるはずがありません。そのためには、人材の再教育が必要であり、その再教育を表すのにぴったりの言葉が「リスキリング」だったというわけです。したがって、近年用いられる「リスキリング」は、「デジタル化と同時に生まれる新しい職務や、大幅に仕事の進め方が変わるであろう職務を遂行できる人材を輩出するための再教育」を意味するといっても過言ではないでしょう。
そこで、この頃の各企業による「リスキリング」の取り組みを見てみると、大抵の場合、DXやデジタル技術、データサイエンスに関わる様々な知識を詰め込み、講座を受講して資格をとるといった活動に終始している印象をもちます。確かに知識の習得という観点ではそれでよいのかもしれませんが、それだけで「デジタル化と同時に生まれる新しい職業や、仕事の進め方が大幅に変わるであろう職務を遂行できる人材を輩出する」ことができるかという観点では不十分さを感じる方がほとんどではないでしょうか。
本セミナーでは、「リスキリング」が目指すべき本質的なゴールを確認するとともに、そのゴールの達成を左右する因子を構造的にとらえることで発見できる洞察を提供します。単なる取り組みで終わる再教育ではなく、確かな価値につながる再教育のあり方を模索していきます。
セミナー概要
日時 | 2022年 12月 15日(木) 14:00-15:00 |
対象 | 経営・人事・人材育成担当の方 |
内容 |
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参加方法 |
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参加費用 | 無料 |
問合わせ | アチーブメントHRソリューションズ株式会社 tel: 03-6435-3791 email: info_hrs@achievement.co.jp |
注意事項 |
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ファシリテーター
笠原雅也
お申し込み
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