「研修をしても受講者の行動が変わらない」「一時的なモチベーションアップで終わってしまう」といった問題は、研修企画者にとって尽きることがない悩みでしょう。一方で、「習慣とは何か?」「習慣はいかに形成されるのか?」といった根本的な問いに明快に答えられる人は多くはありません。そこで、習慣研究の最先端をたどることで、研修改善のヒントを探索してみませんか?
~習慣はいかにつくられるのか?~ 「習慣化のセオリー」が示唆する人材育成の盲点
研修をしても受講者の行動が変わらない原因は、私たちの行動の「習慣形成のメカニズム」にあります。本セミナーでは、研修施策に組み込める「習慣化の仕掛け」を導き出します。
このようなお悩みありませんか?
- 満足度の高い研修が実施できているのに、現場の行動の変化が起こせない
- 研修直後の行動変化はみられるものの、継続的な行動定着に至らない
- 研修改善の必要性は感じているものの、具体的なアイディアが思いつかない
「習慣化のセオリー」を理解した先に見える研修改善のアイディア。
詳細
習慣とは、私たちがほとんど何も考えずに自動的に行っている、日常の小さな行動のことです。最新の学術的な研究によると、日常生活における行動の40%程度が習慣的に行われているということがわかっています。この割合を多いとみるか、少ないとみるかは人それぞれだと思いますが、いずれにしても習慣は人間の行動に多大な影響を及ぼしているということは誰もが認めるところでしょう。
では、私たちはなぜ日常の多くの行動を習慣化する性質をもつのでしょうか?その答えは、人間が意識的に思考できる量には限界があるため、重要な場面に備えて思考エネルギーの省エネをする必要があるからだと考えられています。最初は、意識しないとできない行動であったとしても、それを習慣化することで自然と行動できるようになります。そして思考エネルギーの余地をつくり出していくのです。人間が生存し続けるために本能的に獲得した自然の知恵ともいえるでしょう。
一方で、習慣には弊害があることも広く知られています。習慣とは前述したように無意識的に行われる活動であるがゆえに、見方を変えれば本人によって認識されづらく、一度身についた習慣は変えづらいことを意味します。この特徴は近年の移り変わりの速いビジネス環境と相性が悪く、環境変化に追いつけないまま適応が遅れ、結果的に成果や価値を生み出せなくなってしまうという現象を引き起こしてしまいます。
そのような現象を防ぐために行われるのが教育研修なわけですが、期待する効果を実現することは口で言うほど簡単ではないことは明らかでしょう。そのような状況に風穴を開けるためにも、「習慣」というものをより深く理解することは意味があると思うのです。本セミナーでは、習慣に関する最新の研究や文献の中から共通するエッセンスを抽出し、研修施策の改善アイディアを導き出していきます。
セミナー概要
日時 | 2022年 12月 22日(木) 14:00-15:00 |
対象 | 経営・人事・人材育成担当の方 |
内容 |
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参加方法 |
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参加費用 | 無料 |
問合わせ | アチーブメントHRソリューションズ株式会社 tel: 03-6435-3791 email: info_hrs@achievement.co.jp |
注意事項 |
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ファシリテーター
笠原雅也
お申し込み
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