理念に基づく経営を目指し、 新卒採用から組織を変革

組織開発コンサルティング
紅屋商事株式会社様
代表取締役社長 秦 勝重 様
会社名
紅屋商事株式会社
http://www.beny.co.jp/
本社所在地
青森県弘前市高田4丁目2-10
設立
1959年12月25日
従業員
1,206名(2013年3月31日現在) (うちパート957名)
事業内容
スーパーマーケット・ドラッグストア

導入のきっかけ

時代環境の変化に直面し、理念経営の必要性に思い至る

弊社は「日々の暮らしをより豊かに」を理念に掲げ、お客様に感動していただける魅力的な店舗作りを目指して、創業55年を迎えることができました。しかし、お客様のニーズが物質的な満足から精神的な充足に移行したことや、他社との競争が激化するなど、時代もめまぐるしく変化しました。今の時代を生き抜くには、理念や価値観から独自性を打ち出す必要があると感じ、「理念経営」について学び始めたのです。そんな時に出会ったのが、アチーブメント社でした。

 

その後参加したセミナーで、「理念経営の一環としての新卒採用」という話を聞いたのですが、これまで見たことのない手法に魅力を感じました。Uターン就職の減少によって県内の就職希望者の絶対数が不足するなど、実は従来の選考スタイルに限界を感じていたのですが、面接・筆記試験主体の選考スタイルでは表面的な評価に留まってしまい、ミスマッチを招きやすいとも感じていたのです。

 

しかし、アチーブメント社の選考スタイルならば、理念とのマッチングを充分にはかれる新卒採用を実現できるのではないかと思い、早々に導入を決意しました。

施策

理念共感型採用で、徹底したマッチングをはかる

まず最初に行ったのは、理念やビジョンについて改めて明確にしていくことです。その中で、「感動を与える企業No.1」「働きたい企業No.1」「Food&DrugでNo.1」という『3つのNo.1』を採用ビジョンとして設定しました。そして、理念とのマッチングをはかる採用プロセスを設計していきました。

 

たとえば、一次選考も兼ねた会社説明会では『体感型説明会』というスタイルを採用。実際の仕事を疑似体験するストーリーを作り、その中で当社の理念を実感できるようにしました。課題に取り組む姿を見ることで、「表面的な印象や筆記試験の点数」ではなく「実際の行動」から、理念への共感・能力を確かめられるようにしたのです。 また、三次選考では実際に売場に入ってもらい、「売場計画」から「商品のPOP制作」までを行ってもらったのですが、弊社の売場づくりを身をもって経験することで、弊社のこだわり、大切にしている価値観・想いを深く感じ取ってくれたようでした。

 

その結果、「この会社で働きたい!」と学生を深く動機づけることができ、内定を出した学生が競合他社へと流れていくということがなくなったのです。社員からも「今の若手社員がつくるものに比肩するクオリティ」と声が上がる程で、とても刺激になっているようでした。 これまで行ってきた適性検査や面接の数を最小限に減らし、筆記試験は廃止するという大幅な変更を伴う改革でしたので、正直当初は不安もありました。しかし、実際に選考プロセスが進む中で、今までにない手ごたえを感じることができたのです。

 

学生と近い距離で関わり、時間をかけてマッチングをはかることができ、結果、理念に共感した21名の優秀な人材が来春入社することになりました。

導入の成果

社内に醸成された当事者意識。理念浸透への足がかりに

当初、採用プロセスを改革することに対して、社員の中には疑問の声もありました。しかし、学生の姿を目の当たりにすることで刺激を受け、改めて理念が浸透し、当事者意識が醸成されたと感じています。また、既存社員に対する理念浸透をさらに促進するために、個人と組織の理念・ビジョンをすり合わせる研修を行いました。研修で一人ひとりが自分自身と真剣に向き合い、夢を語り合うことで、弊社で働くことの意味を前向きに捉え直す機会にすることもできました。

 

弊社の「理念経営」への道はいまだ途上です。ですが、いずれは自社で採用活動を行えるようになり、より一層理念経営を推進していくつもりです。そして、時代の変化を先取りしながら、個店の強みを発揮し、「感動を与える企業No.1」「働きたい企業No.1」「Food&rugでNo.1」という『3つのNo.1』を実現してまいります。

課題
理念に基づいた経営の実現
優秀層の獲得×理念への共感
導入成果
理念に共感する優秀な21名が内定
学生の刺激を受け理念浸透が促進