初めての新卒採用で組織の中核を担う人材を獲得

組織開発コンサルティング
株式会社セオリー様
代表取締役社長 原 誠志 様
会社名
株式会社セオリー
http://www.ceory.co.jp/
本社所在地
東京都中央区銀座8-12-10 銀座槇町ビル5階
設立
2004年11月
従業員
80名
事業内容
飲食店の経営(直営店舗6店舗、今期2店舗出店)、 酒類販売業務

導入のきっかけ

理念に深く共感し、組織をマネジメントする人材が不足

14年半勤めた鉄道会社を退職し、起業したのが37歳の時のこと。試行錯誤を重ねながらでしたが、「日本酒文化、地域文化、食文化を後世に伝える方舟になる」という理念が支持され、設立から丸8年で8店舗を出店する段階まで成長しました。そうした成長に合わせてスタッフを拡充してきたものの、行ってきたのは即戦力となる中途採用のみ。結果、店舗を運営する人材は充実していても、組織をマネジメントする人材が不足していました。組織をマネジメントする社員には、企業理念への共感は必須。中途採用の社員のみでそれを徹底するのは難しいと思い、新卒採用を検討していました。

 

以前からご縁のあったアチーブメントのコンサルタントに相談したところ、「新卒採用は会社の規模が大きくなってからと考える方が多いのですが、〝会社を大きくするために優秀な人材を新卒で採用する〟というのが正しい考え方だと思います」という言葉をいただきました。私はこの意見に深く共感。事業の多角化を考えていたこともあり、それらの事業を担う社員を育てるためにも、新卒採用を行うことに決めました。

施策

「理念共感」を軸とする採用プロセスの構築

採用プロジェクトを始動するにあたり、まず採用担当者を決めるとともに、社員が採用活動に関わる機会が多くなるよう採用プロセスを設計しました。アチーブメントの採用コンサルタントと当社が二人三脚でプロジェクトを進める環境を整えることで、当社としても採用のノウハウを学べますし、既存社員に対しても良い刺激になると考えたんです。

 

また、「日本酒文化、地域文化、食文化を後世に伝える方舟になる」という理念を学生に体感してもらい、その共感度をはかるため、取引先の生産者の方々と学生がふれ合う機会をつくるようにしました。協力関係にある日本酒の蔵元に赴き、杜氏の方に日本酒の製法や酒文化について語っていただいたり、現地の自然や食材に触れたり、地元の方々と交流することで、日本酒や食材の素晴らしさを体感できるようにしたのです。日本酒や食、地域文化の良き発信者であろうとする私たちの理念を伝えるうえで、こうした試みは大いに役立ったと感じています。

 

また、最終選考では新潟県の八海山に登り、山頂で学生にプレゼンテーションしてもらい、その後八海山の蔵元で蔵人を交えて懇親会をするという一風変わった取り組みも実施。まだ入社していない学生たちが、当社の事業について真摯に考え、懸命に伝えるという感動体験を共有することで、学生と既存社員の間に一体感を醸成できたことも大きな収穫でした。

導入の成果

成長を加速する人材を獲得既存社員にも刺激が

今回の採用プロジェクトでは、私たちの理念に共鳴してくれる人材を5名採用でき、組織成長の見通しを得ることができました。新卒採用は今後も継続する予定ですが、今回採用したレベルの人材が毎年増えていけば、組織は一段と強固なものになり、企業としての成長は加速していくでしょう。新卒社員が組織を力強く牽引している数年後の姿が、今の私にはイメージできます。また、既存社員の意識が高まったことも、新卒採用プロジェクトによる成果の一つでした。学生たちのプレゼンテーションを見て、「負けてられない」と心に火がついた社員が数多くいます。この春には新卒社員を組織に迎え入れるため、社内の規則を整備したり、研修プログラムを構築したりと、準備が積極的に進められています。

 

セオリーの理念は、「日本酒文化、地域文化、食文化を後世に伝える」ということ。その理念を実現するため、既に「方舟」の商標を登録し、飲食以外の分野においても方舟ブランドを浸透させるべく、事業多角化の準備を進めています。今回採用した社員がそうした事業を支え、当社の未来をともに切り拓いてくれることが楽しみです。

課題
企業理念のさらなる浸透
マネジメントができる人材の不足
組織の中枢となる人材の獲得
導入成果
理念に共鳴する内定者5名が誕生
理念に対する社員の意識が高まる
組織中枢を担う人材獲得に手応え