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社員が本領発揮できる組織の共通点

更新日: 2016年6月16日
先月、アメリカ デンバーにて世界最大の人材教育・開発のコンベンションATD(Association for Talent Development)、が開催されました。毎年、100ヶ国から約1万人が集まり、最新の教育論・組織論などの情報交換がされます。その中で興味深かった内容の一部を皆様にも是非シェアさせていただきます。
目次:

メンバーが能力を発揮する組織の共通点とは?

コンサルタントであり、ベストセラー作家でもあるサイモン・シネック氏が
「メンバーが能力を発揮する組織の共通点」についてスピーチをしました。

生物学的に分析すると、そうした組織のメンバーには
ポジティブな感情を生じさせる4つの脳内物質
(エンドルフィン、ドーパミン、セラトニン、オキシトシン)
が盛んに生成されているそうです。

では、それらが生成される組織の条件とはどのようなものでしょうか?

それこそがcircle of safety(サークル・オブ・セーフティ)
つまり、『安全で安心な環境』です。

恐れや不安がある環境においては
上記の脳内物質は生成されず、
メンバーは自己防衛に力を注いでしまいます。

発想力は乏しく、自己保身の意識が高まり
能力は発揮されないということがわかっているそうです。

変化の激しい現代社会だからこそ、
組織のリーダーの仕事は
「安心して働ける職場環境をつくり上げること」

サイモン・シネック氏は、そう力強くメッセージをしていました。

学習効果を高める上でも
「安心して学べる環境」は非常に大切な要素の一つです。

教育研修の場では、不安や恐れに駆られて
「こんなことを言ったら他の社員にどう思われるだろう…」
「できない自分を見られたくない…」
といった思いをもってしまいがちです。

ですから、我々がプログラム設計をする際にも
「安全・安心を感じられる環境づくり」を徹底します。

安心を感じられる学習環境においては
社員の主体性が十二分に引き出されます。

 

先日、立会わせていただいた管理職研修では
研修終了後も「もっと話し合いをしたい」と
受講者自身が主体的に勉強会を企画し、実施をしていました。

 

その勉強会では、
研修中に計画した内容に対して、予定通り進まなかった部分や
自身が課題に感じていることを自ら開示し、改善策を議論したり

心理学を用いたマネジメントのアプローチについて
意見交換をしたりと、

もはや講師を登壇させなくとも
現場の実践につながる深い学びの場となっているようでした。

「安全・安心を感じられるか」といった観点は
教育研修にかぎらず、あらゆる人事施策においても有効かと思います。

もしよければ、御社における施策検討の際にも
参考にしていただけば幸いです。

今回は、ATDの視察直後のタイミングでしたので
少しそこでの学びをシェアさせていただきました。

ATDの視察は5日間に渡り、
世界各国から人材育成や組織のイノベーションに関する
プレゼンテーションがありました。

 

多くの最新のトレンドや成功事例を得ることができましたので、
ご興味ございましたら、ぜひ下記お問い合わせフォームより、お気軽にご連絡くださいませ。
専門のコンサルタントから折り返しご連絡させていただきます。

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