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日ハムに学ぶ常勝チームの作り方

更新日: 2017年3月8日
ビジネスにおいてより強く、生産性の高い組織を作ろうとしたときに、プロスポーツの世界からも多くのことを学ぶことができます。昨年、リーグ優勝を果たした、プロ野球 北海道日本ハムファイターズ 一軍内野守備走塁コーチ兼作戦担当の白井 一幸氏の講演より、「常勝チームに必要な条件」を探っていきましょう。
目次:

常勝チームの作り方とは

ビジネスにおいてより強く、生産性の高い組織を作ろうとしたときに、
プロスポーツの世界からも多くのことを学ぶことができます。

 

昨年、プロ野球 北海道日本ハムファイターズがリーグ優勝を果たしました。
日ハムの一軍内野守備走塁コーチ兼作戦担当の白井 一幸氏が
弊社講座をご活用いただいております縁で、優勝後に弊社で講演を行ってくださいました。
その中でお話されていたことを、一部ではありますが共有させていただきます。

 

今でこそ常勝チームとなっている日ハムですが、
少し前までは最下位を争うようなチームでした。

白井氏はその状況を変えたいと思い、
アメリカの常勝チームであるニューヨーク・ヤンキースへ単身留学をします。

 

そこで様々な組織づくりのポイントを学び帰国した後、
白井氏が徹底して目指した組織風土がありました。

それが
「意識してできることを全力でやる風土」です。

 

 

白井氏が語る「意識してできること」というのは、
「自分で全力を出すかどうかをコントロールすることができること」です。

 

少しイメージを持っていただくために、
2名の選手の例をご紹介させていただきます。

 

いつも全力で練習をしているチームのAさん。
「意識してできること」を全力でやっている典型的な選手です。

Aさんが試合でエラーをすると、
チームメンバーが「Aがエラーをするなんて珍しい」と考え、
「これは自分たちが支えないといけない」と
Aさんのエラーを全員でカバーしようとします。

それを受けたAさんも
「自分がエラーをしたのに、仲間がこんなにも支えてくれた。
 期待に応えるためにも、もっと頑張るぞ」となり、
ポジティブなスパイラルがチームに生まれます。
結果的にエラーをする毎に強いチームになっていきます。

 

 

反対に、能力はあるが練習で手を抜くこともあるBさん。
「意識してできること」を全力でやっていない典型的な選手です。

Bさんが試合でエラーをすると、チームメンバーは
「何をやっているんだ。普段サボっているからそうなるんだ。
 なんでBを出したんだ」と声には出さなくても、
内心批判や非難の気持ちが生まれます。

それによってBさんがますます頑張る、という気持ちにも、もちろんなりません。
チームにとっても良い影響はなく、
エラーをする度にチームの力が失われていきます。

 

白井氏はこの例え話を用いて、
「意識してできることを全力でやる風土」が結果的に
勝ち続けるチームの違いだと力強く伝えていました。

 

当時の日ハムにとって「意識して全力でできること」とは、
30mの走り込みだったといいます。

走り込み練習をともかく全力でやる。
その指導を徹底していくなかで、
毎日の当たり前の練習に全力で取り組む姿勢をつくり、
「意識してできることを全力でやる風土」が醸成されたことが、
日本一という素晴らしい結果を作ったというのです。

「意識してできることを全力でやる」

 

貴社にとっては意識して全力でできることは何でしょうか?

 


白井コーチの書籍も発刊されました。
こちらもぜひあわせてご確認ください。


 

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