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ハイパフォーマンスチームに欠かせない空気感

更新日: 2018年1月19日
人材不足の問題がどんどん大きくなり、それにつれて生産性の向上も重要視されるようになってきました。今回は、そんな高い成果を出すチーム、生産性の高いチームに特有の「空気感」とその作り方についてご紹介します。
目次:

突然ですが、
皆様は“ハイパフォーマンスチーム”
と聞いてどんなチームをイメージするでしょうか?

サッカー、バレー、野球などチームスポーツで
活躍しているチームを思い浮かべると
特にイメージが湧きやすいかもしれません。

もし、このようなチームが御社の中でつくれたとしたら、
□働く社員は何に力を注ぐでしょうか?
□上司はどんなマネジメントをしているでしょうか?
□会社の業績はどのくらい伸びるでしょうか?

多くの変化が求められる今の時代に適応していくためには
個の力だけではなく、その力をさらに引き出し、
チームの集合知を高めていくことが求められています。

今日は、ハイパフォーマンスチームをつくり続け、
常に成長し続ける世界的企業Googleを例に
そのメソッドをご紹介させていただきます。

 

ハイパフォーマンスチームに欠かせない空気感のつくり方

Googleといえば、
米国版「働きがいのある会社ベスト100」で
2017年の第1位、11年間で8度も1位を獲得するなど
従業員エンゲージメントが高い世界有数の企業です。

フラットな組織を目指していたGoogleは、
一時的にマネジャー職を置いていない時期があったそうですが
その後、その検証となる従業員調査を通して、
「その人がいたほうが組織全体のパフォーマンスが高まる上司像」
が導き出され、
グーグルはマネジャー職を復活させつつ、
マネジャーの基準と定義を明確にしています。

<8つの基準>
・良いコーチであること
・チームを勢いづけ、マイクロマネジメントをしない
・メンバーの成功に関心を持ち、積極的に関与する
・生産的かつ成果主義である
・良いコミュニケーターであること
・部下のキャリア開発を支援する
・チームのための明確なビジョンと戦略を持つ
・チームにアドバイスできる技術的な専門知識を持つ

<定義>
マネジャーとは、
「部下が最大の成果を挙げるための場作りができる人」

ハイパフォーマンスチームをつくるうえでは、
チームのトップが組織図を逆さに捉え
チームを「下」から支えるという認識が
重要であるということです。

では、具体的にどのようにして
チームを「下」から支えるのでしょうか?

今回は、興味深い2つのポイントをご紹介したいと思います。

(1)「心理的安全」の構築
部下たちに自分を素直にさらけ出させ、
感情的な衝突をなくします。
心理的安全と目的達成を両立させるために
Googleの上司が行っているのが”1on1ミーティング”です。

「あなたにとって今取り組んでいる仕事は
どんな意味がありますか?」など
部下により深い思考を促す質問を投げかけながら、
耳を傾け、部下の価値観を理解していきます。

上司から部下へ「あなたという人に好奇心があります」
という姿勢を示すことがこの心理的安全の構築につながります。

(2)可能性を最大限に広げるような質問
心理的安全を築いた上で、
パフォーマンスを最大限上げるために「質問」をします。

現実的に着地させるための質問だけでなく、
「予算や納期などの制限がなかったら?」
「10倍のリソースがあれば?」など、
可能性を最大限に広げるような質問を投げかけていきます。

上司自身のアイデアに誘導するのではなく、
チームの集合知の価値を高めていくことに注力します。

いかがでしょうか?
あくまでGoogleは一事例ではありますが、
ハイパフォーマンスチームをつくるためには、
それに適したチームの空気感が不可欠となります。

そして、その空気感をつくるのはそのチームのトップです。
ハイパフォーマンスチームづくりに向けて、
上司またはリーダークラスの教育研修を
見直す機会にしてみてはいかがでしょうか?

今後の企画に向けて、何かお役に立てることがありましたら、
下記お問い合わせフォームより、お気軽にご連絡くださいませ。
専門のコンサルタントから折り返しご連絡させていただきます。

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