ホーム / コラム / 営業教育 / 部下育成のポイントとは

部下育成のポイントとは

更新日: 2012年9月11日
部下育成のポイントとは、「部下の成長段階に合わせた育成・指導を行うこと」です。しかし、いざ、実践しようとしてみても、どの成長段階で、どの育成方法が最適であるか?が分からなかったりします。 そこで具体的な事例を検証しながら、改めて最適な部下育成の方法を考えていくことにしましょう。
目次:

多くの企業が抱える「部下育成」の悩み

社員研修を提供していると、
「部下育成」に関する次のような悩みが、現場のマネジャーから寄せられます。

 

・ちょっと厳しく言うと、新人はすぐにやる気をなくしてしまう
・バランスは良いが、なかなか一皮むけない中堅が多い
・自分の仕事ばかりで、後輩の面倒をあまり見ない
・ベテランの部下が、これまでのやり方を変えようとしない

 

興味深いことにこれらの声は、
業界や規模を問わず、共通してみられる課題であり、
あなたの組織の中でも、そういった声を聞いたことがあるのではないでしょうか。

 

さまざまな要因がある中でも、中心的なものの一つには、
「部下の成長段階に合わせた育成・指導が行われていない」
ということがあげられます。

 

ただ、現代の仕事環境においては、仕事が細分化され、
育成される部下の能力が断片化される傾向にあり、
年次などで切り分けて研修を行っても、
それぞれの成長段階に合った育成や指導が行いづらくなっている現状があるようです。

 

では、そのような状況の中で、どのような指導を行っていけば良いのでしょうか?
中堅社員へのかかわり方を例に挙げて、育成のポイントを具体的に考えてみましょう。

 

 

中堅社員への関わり方

ある会社に勤める中堅社員のAさんとBさん。

これまで取り組んだことのないテーマに果敢に取り組み、
なかなか高い成果には結びつかないものの、
後輩の指導にも熱心にあたっているAさん。

 

慣れた仕事で安定した業績は上げる一方で、
新しいテーマへの取り組みには後ろ向きで、
職場の状況や後輩育成には無関心なBさん。

 

あなたが上司の立場だったら、どのように考えるでしょうか?

 

短期的な目標達成を考えると、ついついBさんに評価が傾きがちですが、
このような場合、マネジャーには、長期的な組織発展という観点も踏まえ、
「その部下の状況に合わせて、指導・アドバイスをしていく」ことが求められます。

 

Aさんは、チームの中心となる先輩プレイヤーとして
期待される役割に照らして、行動選択をしています。

 

Bさんは、安定した成果は挙げながらも期待される役割までは果たせておらず、
そもそも自分に期待されている役割がどのようなものかを認識していない可能性があります。

 

Aさんには、今の仕事への取り組みや意識の高さを評価しつつ、
なかなか成果につながらないからといってチャレンジをやめないように、
達成に向けて後押しすべきでしょう。

 

一方、Bさんには、これまでの知見を活かして手堅く業績を上げていることは評価しつつも、
「これからは職場のリーダーとして組織の成果を高める役割を担ってほしい」
と会社から期待されている役割について
自覚できるよう関わることが育成のポイントになります。

 

このように、マネジャーにはその部下の状況を捉えながら、
指導・アドバイスをしていく必要があり、
短期的な業績達成だけではなく、長期的な組織発展を遂げるための部下育成、
という視点を持ち合わせることが求められるのです。

 

「目標達成」と「部下育成」の両立を考えることが、
これからのマネジャーに求められる最も重要な役割といえるのではないでしょうか。

 

目標達成と部下育成を両立させるマネジャー育成について、
ご興味がございましたら、是非お問い合わせフォームよりご連絡くださいませ。
専門のコンサルタントから折り返しご連絡させていただきます。

カテゴリの最新記事

  • 「ゆとり世代」の教育から次世代に向けた教育へ
    「団塊世代」「しらけ世代」「新人類世代」「氷河期(ロスジェネ)世代」・・・。どの世代も一括りにされ、批判に晒されてきまし...
    2019/07/11
    詳細を読む
  • 早期離職がなくならない原因は何か?
    働き方改革が叫ばれる昨今、「労働環境は改善に向かっているのに早期離職率が低減しない」という声をよく聞きます。なぜ、こうし...
    2018/11/29
    詳細を読む