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リーダーシップを高める研修方法とは

更新日: 2017年6月29日
リーダーシップとは何でしょうか。経営学者のピーター・ドラッカーも自身の著書にて、リーダーシップとは複合的な能力のことだと定義しています。では、そのリーダーシップを研修で身に着けるには、どのようにしたらよいのでしょうか。
目次:

リーダーシップとは何か

「リーダーシップ=●●力」

皆さんは●●のところに
どのような言葉を入れますでしょうか?

統率力、発信力、問題解決力、指導・育成力、プレゼンテーション力、
コミュニケーション力、観察力、想像力、ビジョンを描く力、先を見通す力…

人によってその回答は異なります。

リーダーシップ研修を実施する企業様は多いですが、
実は「リーダーシップ」という言葉には様々な意味が含まれており、
気をつけなければ「結局何の研修だったんだろう?」という疑問の残る研修になりかねません。

経営学者のピーター・ドラッカーは、
著書である「プロフェッショナルの条件」の中で、
「リーダーシップ」について下記のように述べています。

 

—————————————————
 リーダーシップとは、組織の使命を考え抜き、
 それを目に見える形で明確に確立することである。
 リーダーとは、目標を定め、優先順位を決め、
 基準を定め、それを維持する者である。
—————————————————

 

ドラッカーも、リーダーシップ=複数の能力の複合として捉えていることがわかります。

つまり、リーダーシップ研修を実施しようとするときには
まずこの複数の能力を分解する必要があるということです。

 

リーダーシップを高める研修方法とは

では、果たしてこの複合的なリーダーシップを
研修だけで高めることができるのでしょうか?

米国のリーダーシップ研究の調査機関であるロミンガー社は、
経営幹部としてリーダーシップを
うまく発揮できるようになった人たちに対して
「どのような出来事が役立ったか」に関する聞き取り調査を行い、

・経験…70%
・他者からの薫陶…20%
・研修…10%

だったとする調査結果を発表しています。

 

 

この調査結果からも、
リーダーシップ研修だけを実施しても、
その複合性ゆえにトータルでリーダーシップ力が高まった
という感覚は得にくいということが言えるようです。

 

ではどうすればリーダーシップ開発は進むのでしょうか?

ここで大切なのが、
学習を「ブレンド」するという発想です。

 

まず、一つひとつの能力は
それぞれ学習方法が異なります。

 

例えば、
問題解決力を高める場合にはフレームを現実の問題に適用し、
解決方法を考えるという「頭」を使った学習方法が必要です。

実践的なプレゼンテーション力を高めるなら、
実際に身振り・手振りや表情など「身体」を使った学習方法が必要となります。

 

そして、それに応じて
適切な学習の場や機会が存在します。

・集合研修
・eラーニング
・書籍
・ロールプレイング
・OJT
・上長との面談
・会議
・日報などの報告の場 など

 

これらを一つひとつの能力に合わせて組み合わせ、
「現場」の中にも学習方法を見出しながら
全体像を練っていくことが複合的に能力を高めていく上では
非常に重要なポイントとなるのです。

 

「単発的」に研修でなんとかしようとするのではなく、
「長期的」な視点で現場と連動させ、学習機会を提供していくことが、
今あるリーダーシップ開発の悩みを解決する糸口になるかもしれません。

 

今後の企画に向けて、何かお役に立てることがありましたら、
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専門のコンサルタントから折り返しご連絡させていただきます。

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