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問題解決はどうすればできるようになるか

更新日: 2015年12月16日
間違った社員研修というものがあります。1年に一回しか実施されない社員研修において「あの情報もこの情報も伝えてほしい」と言われることがあります。 しかし、多くの情報を詰め込みすぎると混乱し、結局、何が一番重要であったかが理解できずに終わってしまいます。 では、どういった社員研修が理想なのでしょうか?
目次:

問題解決の「てこ」はどこにあるか

先日、ある企業様から相談をいただきました。

「研修で、同期同士の横のつながりを強化したい。
今後のキャリアビジョンも明確にしてほしいし、
モチベーションもロイヤリティも高めたい。
業務も増えてきているので、タイムマネジメントも鍛えたい」

1年に1度しかない研修の機会に、
受講生に伝えたいことを全部研修に盛り込みたいということでした。

「あの情報もこの情報も伝えてほしい」

という気持ちは非常に良くわかります。

 

しかし、たくさんの情報を詰め込んでも、結局、ほとんどの学びを取りこぼしてしまいます。
とはいえ、課題を絞り、切り捨てていくのは、もったいないとお考えの方も多いようです。

 

そんな時、私たちが行わせていただくのは、
一番の「てこ」となる課題の見極めです。

 

受講生に何を持って帰ってもらうことが、
他の課題に対しての効果を波及させることができるのか?

 

例えば、1から5まですべてを研修に盛り込むのではなく、
2を深く明確に学ぶことによって、
受講生が自ずとその他の課題を解決していくことはできないか、ということを探るのです。

 

冒頭でご紹介した企業様では、

「ものの見方や捉え方を変える術を学ぶ」

ということが「てこ」になりました。

 

たとえば、
上司の理不尽さに愛想をつかせていた社員は、
「その上司とのコミュニケーションを成長の機会」と捉えるように。

 

目の前の仕事に忙殺されていた社員は、
「この仕事がどんな未来に繋がっているのか」を考えるように。

 

そんな思考方法を同期と一緒に学ぶ時間を提供したのです。

 

すると、「てこ」となる部分を扱った効果として、
元々課題として感じられていた同期同士のつながりや
タイムマネジメントについても良い影響が現れました。

 

たとえば、タイムマネジメントについては、

「ビジョンを実現するために、今の時間の使い方が重要」と考えるようになり、
現場での実践計画では、自らタイムマネジメントを学ぶ計画を立てるといった効果がありました。

 

自己評価が起これば、方法は自分で探していくのです。

 

何日も取れない研修の中で中途半端に学ぶよりも、
自ら学ぼうとする姿勢を研修で持ち帰ることの方が、
よっぽど理に適っていると言えるのではないでしょうか。

 

課題は企業様によって千差万別ですが、「てこ」となる部分が見つかれば解決の近道です。
ぜひ御社の課題についても一緒に「てこ」を探せればと存じますので、
ご希望の方は、是非お問い合わせフォームよりご連絡くださいませ。
専門のコンサルタントから折り返しご連絡させていただきます。

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