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上司の「育てる責任」と新人の「育つ責任」

更新日: 2016年9月23日
ここ数年の若手の傾向を語るうえで欠かせないワードが「ゆとり世代」。ゆとり世代に対する関わり方に頭を悩ます現場の管理者の声が少なくないようです。企業経営における人的マネジメントのポイントとは何なのでしょうか。
目次:

ゆとり世代の特徴

新卒の採用活動が一段落され、内定者教育などを通じて
早期戦力化や、内定辞退防止の施策に力を入れていく企業様も多いようです。

 

ところで、ここ数年の若手人材の傾向を語る上では
「ゆとり世代」というキーワードが欠かせないものとして挙がってきます。

 

「少し厳しい指導をすると会社に来なくなってしまう」
「心が折れやすく、一度折れると立ち直れない」
「一歩関わり方を間違うと『ハラスメント』と言われてしまう」

など、ゆとり世代に対する関わり方に
頭を悩ます現場の管理者の声が少なくないようです。

 

せっかく多くの時間や労力、予算を投下して採用した社員が
会社の戦力になるどころか、むしろマイナスの影響を発揮することは
とても残念なことであり、企業として避けたいところです。

 

若手社員が「自分で育つ力」を伸ばす手法とは

では、どのようにすればこれらの状況が避けられるのでしょうか?

その答えの1つとして、
新人・若手の「自分で育つ力」を伸ばすことがあります。

 

同じ業務に携わっていても、
ただの「作業」と捉えて業務を遂行する社員と、
「何かしらの成長の機会」と捉えて業務を行い、
そこでしっかりとPDCAを回せる社員とでは、
半年後、一年後の成長は一目瞭然の差が生まれてきます。

私どもでは、この姿勢のことを「育つ責任」と呼んでいます。

一方で、新人・若手社員を育てる側のスタンスはいかがでしょうか?

「若手が全然育たなくて…」
「自分が新入社員の頃はこうではなかった」

など、この類の言葉はここ数年に限ったものではなく、
割と聞きなれたものではないかと思います。

 

新人・若手が育っていない理由として、
確かに新人・若手社員側の責任もあるかもしれませんが、
育てる管理職の側にも責任がある場合もあります。

 

管理職の仕事は部署の目標達成であり、円滑な業務マネジメントですが、
それらは、一人ひとりのメンバーが育つことで果たされます。
部下が育っていないことは部下だけの責任ではありません。

 

仮に、プロスポーツの世界でコーチや監督に、
「敗戦の理由はなんですか?」と聞いた時に、
「選手の能力不足です」と答えたらいかがでしょうか?
違和感を覚える方も少なくないはずです。
「育てる責任」を十分に果たすことが重要なのです。

企業経営における人的マネジメントのポイントをシンプルに表現すると、
これらの「育つ責任」と「育てる責任」の両輪を回すことと言えます。

 

御社の若手社員の「育つ責任」はどの程度果たされているでしょうか?
また管理職の「育てる責任」はいかがでしょうか?
一度、見直されてみてはいかがでしょうか。

 

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