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消極的な上司をマネジメントする方法

更新日: 2013年10月29日
消極的な上司というのは「周囲の目」を気にするあまり、常に無難で安全な方法を選択してしまいます。こういった上司がいると部下の成長はなく、そのチームの成績が向上することはありません。 それではこういった上司をマネジメントする場合、どういったことが必要なのでしょうか?
目次:

自信をはぐくむ声かけの例

現場での実績が評価され、リーダーへと昇格したKさん。
メンバーの指導を適切に行い、着実にチームの目標達成をつくり出しているのだが、
組織の中核を担う人材かどうかと考えると、どこか積極性に欠けるところがある。
どうやら、周囲からの見られ方・評価を気にするあまり、
前に出あぐねているようなのだが、そんなKさんにはどのように声がけするのが効果的だろうか。

成長を続ける多くの企業に共通していることに、
「目標達成して利益を上げていると同時に、人材育成にも成功している」ということがあります。
特に、いずれ中核を担う「人材の育成」は、あらゆる組織にとって最重要課題の1つと言えるでしょう。

 

組織の中核を担うにふさわしい人材とは、
組織の目的・目標と自分の目的・目標が一致しており、その達成のために積極的に行動できる人物です。

 

Kさんは、個人としてもリーダーとしても目標達成できているのですから、
周囲の目を気にせず積極的に行動できるようになれば、申し分ない人材になることでしょう。

 

だからと言って、Kさんに

「周囲の目を気にするな」

と言っても効果はありません。

 

そもそも人が「周囲の目」を気にしてしまうのは、
自分に「自信を持てていない」ことに原因があります。

 

ですから、まずはKさんに自信をつけさせることが重要になってくるのです。

 

そこで日頃から、Kさんの一つひとつの行動に対して具体的に何が良かったのかをきちんと伝え、

「君には期待しているよ」

としっかり承認を与えることに注力してみてください。
一つひとつの行動に対して、「これでいいんだ」という自信をもてるようになれば、
Kさんは少しずつ積極性を身につけ、成長を加速させていくでしょう。

そしてその変化は、いずれリーダーとしての意識の変化にも繋がっていくはずです。

 

「周囲の目を気にする」とは「周囲よりも自分に意識が向いている状態」であり、
リーダーとしてチームを牽引するには力を発揮しづらい状態であると言わざるを得ません。
しかし、自信をつけることで余裕が生まれ、視野が広がり、
「自分」よりも「周囲のため」に何をすべきかという意識に変化していくのです。

 

それこそ、組織の中核を担うにふさわしい人材への成長と言えるでしょう。
こうして成長した人材は、組織にとってかけがえのない財産となるはずです。
一朝一夕にできることではありませんが、組織の永続的な成長を目指して、ぜひ頑張ってください。

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