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OJT制度を成功させるポイントとは?

更新日: 2016年10月5日
OJT制度とは、「On the Job Training制度」の略であり、新人を育成するための制度です。新人と先輩社員がペアとなって現場の仕事に取り組むことで、新人に仕事を覚えてもらいます。今回は、このOJT制度を成功させるためのポイントをご紹介します。
目次:

OJT制度を成功させるポイントとは

前回は上司の「育てる責任」と新人の「育つ責任」というテーマで、
ゆとり世代と呼ばれる新人の育つ責任、
つまり「自分で育つ力」と上司側である管理職の「育てる力」を
高める重要性をお伝えさせていただきました。

ただ、中には大変お忙しく、部下全員の面倒を見ている時間がない
管理職の方も多くいらっしゃるのが現状だと思います。

そのため、最近注目を集めているのがOJT制度の活用です。

新人一人ひとりにOJTトレーナーを付け、
新人と近い距離で関わってもらうことにより、
早期育成と離職防止を狙うというものです。

しかし、OJT制度を導入しても、
うまく運用がされないという声も大きく聞きます。

OJTトレーナーによる新人育成の成否を分けるものとは何なのでしょうか。

ここではOJT制度を活用されている、
2社様の事例をご紹介させていただきます。

本年からOJTトレーナーの育成強化を始められたIT系の企業様では
OJTトレーナーの以下の関わり方が
育成の成否を決めているようです。

 

育成が上手く行ったOJTトレーナーの行動

・日頃から新人に関心を持って接している
・自ら良く話しかけ、相手の状況を傾聴し、適切なアドバイスをしている

育成が上手く行かなかったOJTトレーナーの行動

・関心がない、あまり関わっていない、放置しているときすらある
・適切なアドバイスもせず、ともかく仕事をやらせ、失敗から学ばせようとする

 

また、ある商社様は昨年からOJTトレーナーの強化に着手されました。
そちらでは新人が月報を提出し、
それに対してOJTトレーナーがコメントをしたものが見える化され、
人事側が内容を把握できる仕組みを採用されています。

ご担当者様がコメントを分析されたところ、
育っている新人のOJTトレーナーは新人の振り返り内容を踏まえ、
相手が励まされるようなコメントをしていました。

それに対し、ミスが多い新人のOJTトレーナーのコメントは、
とても淡白か、そもそもコメントすらないという状態だ、
ということが分かったとのことでした。

これらのことからOJTトレーナーにおいて

・新人に高い関心を持って関わっている
・関わり方においても、ゆとり世代と呼ばれる
 彼らの考え方を踏まえ、励ますものになっている

ということが重要だということが分かります。

心が折れやすいと言われる今の新人世代には
新人に関心を高く持ち、自立を促すための励ます関わりができる
OJTトレーナーの存在が重要になっているのではないでしょうか。

 

今後の企画に向けて、何かお役に立てることがありましたら、
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