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2017年度の新入社員の傾向と育成のポイント

更新日: 2017年4月19日
2017年度の新入社員の傾向を知り、対策に繋げていきましょう。今回は、日本製再生本部の「今年の新入社員」について確認し、受け入れ側の社員への対策を考えます。
目次:

新年度を迎え、いかがお過ごしでしょうか。

 

新入社員研修の真っ只中の企業様も多いのではないかと思いますが、
今年度の新入社員は皆様の目にはどのように映っていらっしゃいますでしょうか?

 

日本生産性本部による「今年の新入社員」

毎年の新入社員の特徴と傾向を発表する日本生産性本部では、
今年の新入社員をユーモラスな比喩を用いて次のように表現しました。

 


「キャラクター捕獲ゲーム型」

キャラクター(就職先)は数多くあり、比較的容易に捕獲(内定)出来たようだ。
一方で、レアキャラ(優良企業)を捕まえるのはやはり難しい。

 

すばやく(採用活動の前倒し)捕獲するためには
ネット・SNS を駆使して情報収集し、スマホを片手に東奔西走しなければならない。

必死になりすぎてうっかり危険地帯(ブラック企業)に入らぬように注意が必要だ。

 

はじめは熱中して取り組むが、飽きやすい傾向も(早期離職)。
モチベーションを維持するためにも新しいイベントを準備して、
飽きさせぬような注意が必要(やりがい、目標の提供)。


 

昨年大旋風を巻き起こしたスマホゲーム
「ポケモンGO」にちなんで表現された今年の新入社員ですが、
昨年の「ドローン型」に引き続き、受け入れ側としては、
離職防止やモチベーションの維持のために注意が必要という見方が強いようです。

 

とはいえ、「やりがいを求める新入社員」は多いですが、
「自らのやりがいを語れる新入社員」は少ないのが現実です。

 

その一方で、何とかしようと新入社員に対して
「仕事にやりがいと持て!」「将来を描け!」と言っても、
想像の域を超えていてピンと来ないようです。

 

昨今では、長時間労働や、体育会的な情熱ある指導は、
一つ間違うと「ブラック企業」と言われかねない社会情勢です。

 

ここで考えておきたいのが、受け入れ側の社員のことです。

 

 

ロールモデルとなる既存社員を育てる

受け入れ側の社員の方に対して、
「あなたの仕事のやりがいは?」と質問すると、
どのような答えが返ってくるでしょうか。

バッチリ答えられる上司と、
そうではない上司の下では新入社員の育ち方が変わります。

 

バッチリと答えられる上司は、
当然ながら仕事にやりがいを見出しながら働いていますので、
新入社員もその姿に感化をされていきます。

 

新入社員の内発的動機づけを引き出すポイントの一つは、
ロールモデルを見つけることです。
「あの人のようになりたい」と思える社員が、
身近にいることは新入社員にとって大きな見通しになります。

 

その上で重要なのは、「上司の新入社員への関わり」です。

「新入社員にやりがいを与える」のではなく、
「新入社員自身が仕事にやりがいを見出す」ことを支援できる関わり。
よく言われる表現でいうならば、「魚を与える」のではなく、
「魚の釣り方を教える」関わりがポイントになります。

 

相手がやりがいを見出す具体的な関わりとは、

・相手を信じて、能力を引き出す
・質問をして話をよく聴く
・達成すると相手の成功として共に喜ぶ
・達成できなかったときに、承認し改善しようとする

などです。

 

すると、新入社員は主体的に行動し始め、
その行動の中で自信と責任感が育まれ、
仕事へのやりがいと達成感が生まれていきます。

 

ポイントになるのは受け入れ側の社員です。

 

自分自身がやりがいを持ち、支援的な関わりができる社員の育成には
時間がかかりますが、毎年受け入れる新人が育っていくことが、
貴社の未来をつくるのだと考えれば、
早いうちに取り組んでおくことに越したことはないのかもしれません。

 

今後の企画に向けて、何かお役に立てることがありましたら、
下記お問い合わせフォームより、お気軽にご連絡くださいませ。
専門のコンサルタントから折り返しご連絡させていただきます。

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