ホーム / コラム / マネジメント / 新人育成をするOJTトレーナーに適した人材とは?

新人育成をするOJTトレーナーに適した人材とは?

更新日: 2017年10月26日
OJTトレーナーの関わりは、新入社員の『成長』に大きな影響を与えます。新人育成をするOJTトレーナーに適しているのはどんな人材でしょうか。
目次:

新人育成をするOJTトレーナーに適した人材とは?

当然ながら「誰から指導されるのか」は
新人のモチベーションに大きく影響を与え、
それが最終的には新人の『成長』の幅に
差を生んでいるひとつの要因にもなっています。

 

そのため、新人から尊敬・信頼されるような能力や人格が
育成担当であるトレーナーにあることは必須の要素といえます。

また、トレーナー自身がOJTを行うことに対して
価値を感じていることも重要なポイントです。

今回はそのような要素に加えて、
優れたOJTトレーナーに共通する“行動特性”に関する
研究結果をご紹介させていただきます。

 

北海道大学の松尾教授によると、
「優れたOJTトレーナーがどのように若手社員(入社1~5年目)を指導しているか?」
を研究した結果、それは4つの行動特性という結論に至りました。

 

  1. 目標のストレッチ
    若手社員の目標を適切なレベルに引き上げる指導。
    例:頑張れば手が届く難易度の目標設定を促す
  2. 進捗のモニタリング
    業務の進捗状況を確認する行為。
    例:報告があがってこない場合にはOJTトレーナーから声をかける
  3. 内省の支援
    成功や失敗の原因は何か、成功してもより合理的な方法はなかったかを本人に考えてもらう指導。
    例:成功失敗の原因を本人に考えさせ、納得するように指導する
  4. ポジティブ・フィードバックの提供
    たとえ失敗したり、結果が悪くとも、
    トレーニーの努力を評価し、良い面をみつけてフィードバックする指導。
    例:失敗成功にかかわらず、まずは労をねぎらう言葉をかける

 

つまり、新人育成をするOJTトレーナーに適した人材とは
上記の4つの行動特性を持っている人材ということになります。

 

御社のOJTトレーナーはいかがでしょうか?

「4つの観点を踏まえてサポートをしてほしい」と伝えるのは簡単ですが、
実際に行うとなるとなかなかうまくいかないのが現実です。

何をしたらいいかはわかっていても、

どうしたらそれができるのかがわからなければOJTは機能不全になってしまいます。

 

大切なのは、OJTトレーナー自身が
自分の業務経験を人に伝えられる枠組みに落とし込み、
①~④にあるような具体的な支援の仕方を習得していることです。

 

□OJTが当初の計画通りに進んでいない
□OJTトレーナーと新人の関係がどうもうまくいっていない
□新人の意欲が低下し、元気がなくなってしまった

 

もしひとつでも当てはまるようであれば、
OJTトレーナーの育成の仕方に課題があるかもしれません。

 

これを機にOJTトレーナーに選ばれている、
またはこれから選ぼうとしている人材の教育を
一度見直してみてはいかがでしょうか。

 

なぜOJTは機能不全に陥ってしまうのか?
OJTの効果を最大化するために押さえたいポイントを
弊社では3つにまとめてご案内しています。

ご興味がございましたら、是非お問い合わせフォームよりご連絡くださいませ。
専門のコンサルタントから折り返しご連絡させていただきます。

カテゴリの最新記事

  • 19卒新入社員の育成を成功させるポイント
    採用競争が激しい昨今では、獲得できた人材を活躍できる一人前の社員へと育成できるか否かが企業の競争力に大きな影響力を及ぼし...
    2018/09/10
    詳細を読む
  • 18卒新入社員の傾向と19新卒の育成ポイント
    最近に始まったことではありませんが、18卒社員の特徴としては、「仕事よりもプライベート重視」「競争よりも協調」「安定性の...
    2018/08/09
    詳細を読む