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2017年の新入社員が入社後に感じた壁とは

更新日: 2017年9月22日
新入社員が入社して半年が経ちました。新入社員にとって、社会人キャリアの土台になるのは“初期教育”です。今回は今年度の新入社員の傾向と対策について、お届けします。
目次:

新入社員が入社後に感じた壁

入社をすると思ったとおり上手くいかないことも多々あるものですが、
新入社員は入社後にどのような壁を感じるのでしょうか。

 

「2017年マイナビ新入社員意識調査 ~3カ月後の現状~」( 2017年07月27日)によると、
新入社員が社会人の厳しさを感じた理由として「能力・スキル不足を実感したとき」
全体の81.8%で過去最高の結果となりました。

 

その他では、
・仕事内容が困難だと感じたとき 37.2%
・人間関係の困難さを感じたとき 35.3%
・上司・先輩に叱られたとき   25.7%
といった順で回答率が高くなっていますが、

「能力・スキル不足を実感したとき」は
過去3年においてもトップの内容となっております。

当然、新入社員研修でまず扱う内容として、
「社会人としての考え方・心構え」というマインド面や最低限の業務知識などは外せませんが、
一方で、日常業務で必須となる「能力・スキル」に課題を感じる新入社員が
8割を占めるという事実はここ数年を見ても変わっていません。

一方、
まだ業務がスタートしていない時点での調査では、
「社会人生活の中でどのようなことに不安を感じていますか」
という質問への回答は、

1位:仕事をうまくこなせるか 78.5%
2位:上司・先輩・同僚との人間関係 58.1%
3位:環境の変化に対応できるか 43.7%
といった結果です。

 

つまり、
「実際、仕事はうまくいくんだろうか?という当初持っていた不安は
見事に的中し、現場に出て自分の能力不足を感じてしまう」
というのが多くの新入社員が通る道のようです。

実際にやってみないとわからないことや
やっていく中で身につけていく力は当然ありますが、
このギャップをどのようにしたら少なくできるのでしょうか?

そのために、「新入社員研修」で何を扱うとよいのでしょうか?

 

「実際に仕事をしてみて、今自分に不足していると感じる能力はどれですか」
という質問への回答では下記のとおりの結果でした。

1位:計画力 34.7%
2位:主体性 27.3%
3位:状況把握力 24.8%
4位:実行力 24.4%
5位:発言力 23.7%

しかし、「能力・スキル不足を実感したとき」に対応するために
こうした能力・スキルを詰め込みで教えればよい、
というものではありません。

 

実際、多くの企業で詰め込みすぎの教育が行われ、
教えたスキルを使いこなせないという状況が起きています。

 

どれだけアプリケーションを搭載しても、
それを動かすOSがしっかりしていなければ意味がないように、
スキルを使いこなすための「OS」は必要不可欠です。

新入社員にとってこの「OS」となるのは、
社会人としてのマインドセットです。

 

・プロとして成果にこだわること
・会社の理念や方針に沿って働くこと
・仕事への意欲や考え方が前向きであること
・将来のキャリアイメージを明確に持つこと

 

こうしたマインドセットがあるからこそ、
教えたスキルを必要な場面で使いこなせるのではないでしょうか。

 

新入社員の初期教育は順番が重要です。
マインドセットをいかに早い段階でインストールし、
その上にスキルやナレッジを搭載していくか。
ここを意識して新入社員研修を見直してみてはいかがでしょうか。

 

今後の企画に向けて、何かお役に立てることがありましたら、
お問い合わせフォームより、お気軽にご連絡くださいませ。
専門のコンサルタントから折り返しご連絡させていただきます。

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